資金繰り表をつくってみよう
資金繰りとは、現金の出入りを把握し、資金不足にならないようにお金の流れをコントロールすることです。売上があがっていても、支払のための「現金」がなければ資金繰りが苦しくなります。支払が滞ると、仕入ができなくなり、新規の融資が受けられなくなります。最も怖いのは「信用」を失うことです。資金繰りを良くするには、常に現金の出入りを数ヶ月先まで読み、資金不足になりそうだと判断したらすぐに対応策を打つことです。
資金繰り表のサンプルを掲げておきますので、参考にしながら資金の流れをチェックしましょう。
【資金繰り表のサンプル】 |
月
項 目 |
4月 |
5月 |
6月 |
予想 |
実績 |
予想 |
実績 |
予想 |
実績 |
@前月繰越高 |
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収入 |
現金売上 |
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売掛金回収 |
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受取手形入金 |
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借入 |
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A収入合計 |
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支出 |
現金仕入 |
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買掛金支払 |
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支払手形決済 |
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人件費 |
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借入返済 |
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生活費(又は役員報酬) |
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その他の支出 |
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B支出合計 |
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翌月繰越高(@+A-B) |
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資金繰りを良くする方法
資金繰りが悪化しそうな場合には、次のような対策を検討します。
●経費を抑える
●役員の報酬を抑える
●売掛金の入金を早くしてもらえないか交渉してみる
●支払期日の延長・分割による支払等支払条件の変更ができないか交渉してみる
●新たな融資を受ける |
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