2026年2月24日(火)、京都エンジェルコミュニティ交流会(第16回)を、エースホテル京都にて開催しました。

今回はスタートアップ企業6社が登壇し、VR/AR用の次世代マイクロLED、購買データの構造化による調達業務改革、企業特化型の強化学習AI、宿泊業のDXを加速させるAIシステム、がん治療を変える細胞DNA解析、そして植物由来のアパレル向け新素材といった、多岐にわたる革新的な事業発表が行われました。
会場には、5名のエンジェルアドバイザーと6名のエンジェル投資家をはじめ、京都府関係者、地域金融機関、ベンチャーキャピタル、事業会社など、多方面から多くの皆様にご参加いただきました。
各社による熱意のこもったプレゼンテーションの後には、エンジェルアドバイザーや投資家から、
「エージェントAIの進化が著しい中、今後のアップデート計画はどう描いているか」
「潜在的なビジネスリスクをどう捉え、回避するのか」
「資本力のある競合に対し、スタートアップとしていかに優位性を保ち戦っていくのか」
「低単価を実現した際の収益確保の具体的なスキームは?」
など、事業の持続可能性や市場戦略に踏み込んだ具体的な質疑が交わされました。
続いて開催した情報交換会では、具体的な協業の打診や、事業戦略のアドバイスなど、終了時間ぎりぎりまで活発な意見交換が続き、登壇企業からも「多角的な視点でのフィードバックが得られ、今後の事業展開に大きなヒントを得られた」「志を同じくする起業家同士のネットワークが広がり、非常に心強い」といった声が寄せられました。
今後も、京都から世界へ羽ばたくスタートアップ企業の早期成長とエコシステムの発展を目指し、本会を継続してまいります。

| 開催日時 | 2026年2月24日(火) 15:00~18:00 |
|---|---|
| プログラム | 1.ピッチ、質疑応答(2時間) ・株式会社AZOO 代表取締役 横田 裕子 氏
2.情報交換会(1時間) |
| 会場 | エースホテル京都 |
| 主催 | 京都府、(公財)京都産業21 |
| 後援 | (一社)京都知恵産業創造の森 |
株式会社AZOO
代表取締役 横田 裕子
AI進化型ホテル・旅館運営・マーケティングシステム「WASIMIL」
当社は、ホテル・旅館向けの運営管理から経営分析、CRM、マーケティング、顧客対応までを一元化されたシステムで運用できる「ホテルD XシステムW A S I M I L」を開発・販売している。W A S I M I LにA Iソリューションを掛け合わせた需要予測、さらなる宿泊業の効率化へ運営モデルを現在構築中であり、本件を発表する。
株式会社IntraPhoton
代表取締役社長 本蔵 俊彦
圧倒的なリアル感を持つ仮想・拡張現実機器を、誰もが携帯できる世界に
当社は、立命館大学教授・大阪大学名誉教授である藤原康文の研究成果を基に、VR/AR用次世代マイクロLEDディスプレイの実用化を目指して設立しました。世界で類を見ない希土類添加GaN技術により、現実と区別がつかないような真のAR/VR体験を実現する次世代マイクロLEDを商用化することを目的としています。
株式会社KyotoAI
代表取締役CEO 関 健太郎
会社特化強化学習AI「SEIMEI」で社内外の質問対応と新規産業創出
企業の資料・FAQ・過去対応ログをデータセット化し、検索AIを強化学習で会社タスクに最適化した「SEIMEI」を提供。生成AI単体では平均的になりがちな回答を、社内の暗黙知と経験に基づく“的確な回答”を生成。今まで不可能だった会社専用学習でさらなる可能性を創出。Webサイトの顧客チャット(24時間/365日/全言語対応)と社内チャットボットの両提供形態で、生産性向上だけでなく売上向上・新規事業創出を狙います。企業サーバー内で学習・運用でき、学習コストも小さく段階導入が可能です。
株式会社CyberomiX
代表取締役 渡辺 亮
がんの治療戦略を変える次世代診断法の開発
がんは、たった1個の細胞で生じたDNAの変異が出発点となり、そこから数千万個もの細胞に増えて腫瘍をつくる。これまで、がん組織を構成する細胞はすべて同じDNA変異を持つと考えられてきた。しかし実際には、増殖の過程で新たな変異を獲得し、その一部が抗がん剤への耐性の原因になることが分かってきている。
当社が開発した「一細胞DNA変異空間解析」は、世界で唯一、数百種類のDNA変異を細胞1個ごとに解析できる技術である。この技術によって、がんをより精密に診断し、従来の「患者ごと」に薬を選ぶ個別化医療を超えて、「がん細胞ごと」に最適な治療を届ける新しい時代を切り拓く。
ZORI, Inc.
代表取締役 小寺 美里
人手不足による企業の時間と利益の損失を解決する 『購買データ構造化×AIアシスタント』 について
企業の利益に直結する「調達業務(プロキュアメント)」は、ひとつの判断ミスで数千万円の損失に繋がることもあるほど重要な業務です。しかしながら、資材や部品を調達する担当現場では、人手不足により担当を兼任し業務過多に陥っている従業員が多く、業務の大部分がブラックボックス化状態。知らないうちに失われ続けている会社の時間と利益をZORIが『購買データ構造化×AIアシスタント』で解決します。
Bioworks株式会社
代表取締役社長 坂本 孝治
植物由来の合成繊維PlaX™で、繊維業界の環境課題を解決
Co2排出、マイクロプラスチック、水問題など多くの環境課題を持っている繊維業界でもっとも多く生産されている石油由来繊維のポリエステルを代替可能な植物由来の合成繊維PlaX™を、日本発グローバルに展開。
