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交流会(第2回)

開催報告
     

2021年8月4日(水)、京都スタートアップ支援 エンジェルコミュニティ第2回交流会を、京都リサーチパーク バズホールにて開催しました。

感染防止には配慮しつつ、本コミュニティをより充実したものとするため会場参加者の規模を拡大し、エンジェルアドバイザー・登壇者の他、府内金融機関やVC、支援機関など、スタートアップに関連する45名にお集まりいただくとともに、オンラインでも30名の方にご視聴をいただきました。

登壇企業は、

・プロトタイプ開発のための資金調達  ・実証実験の協力 ・事業協業先の探索

・必要な人材の募集

などを目的に、今回も事前にPwC京都監査法人よりメンタリングを受け、内容をブラッシュアップした上でプレゼンに臨みました。

 

登壇企業の事業に対する理解がより深まるよう、プレゼン・質疑の時間は前回より長くし、1社あたり20分の持ち時間で実施。それでも質疑時間が足りることはありませんでしたが、その後の情報交換会で活発に意見交換をされていました。また、製品や試作品をお持ちの登壇企業は、情報交換会の場に展示され、実際に見ていただく、使っていただくことでより具体的なお話に繋げることができました。

 

   

エンジェルアドバイザーや来場者の方からは、関心を持った登壇企業に改めて自社内でのプレゼンや実証、個別のミーティング等のお話をいただいております。

今後もスタートアップ企業の早期成長を実現できるよう、本会を進めてまいります。

開催日時

2021年8月4日(水)15:00-18:20

プログラム

1.登壇スタートアップ企業 ピッチ、質疑応答
WINDシミュレーション株式会社 代表取締役 中田 秀輝

株式会社マリ 代表取締役 瀧 宏文

emol株式会社 代表取締役COO 武川 大輝

株式会社80&Company 代表取締役 堀池 広樹

ブルーオプテック株式会社 代表取締役社長 増田 麻言

メトロウェザー株式会社 代表取締役CEO 古本 淳一

(全6社 登壇順)

2.情報交換会

会場

京都リサーチパーク バズホール

(京都市下京区中堂寺粟田町93)

主催

京都府、(公財)京都産業21

後援

(一社)京都知恵産業創造の森

WINDシミュレーション株式会社

WINDシミュレーション株式会社

代表取締役 中田 秀輝

効率が高く暴風対応可能な「迎角&翼径制御式の垂直型風車」のプロトモデル開発

将来の脱炭素の実現には小型風車の普及も大きな要素と考えています。その実現には、効率、コスト、安全性の確保が必須となります。私たちは、風速や機器の動作状況に応じて常に最適な迎角や翼径に制御することで従来の課題を一掃する新たな方式を考案するとともに実証に向けた基礎検討を続けてきました。今後はプロトモデルを製作しその効果を検証することで、この方式を世に広め、今後の標準形にしたいと考えています。

株式会社マリ

株式会社マリ

代表取締役 瀧 宏文

世界の睡眠中の問題を非接触で解決

睡眠中に体に起こる様々な問題を、負担をかけずにやさしく解決するため、「非接触」技術を開発しています。プライバシーに配慮した上で、睡眠中の呼吸状態を医療レベルの精度で測定可能な、ミリ波レーダ生体情報センサを京都大学と共同開発・上市しました。また、睡眠中の低呼吸・無呼吸状態を非接触で検出し、低周波音照射により無呼吸状態を解消可能な、非接触の睡眠時無呼吸症候群治療装置を開発しています。

emol株式会社

emol株式会社

代表取締役COO 武川 大輝

人の心に寄り添う、AIメンタルヘルスケア

emolはメンタルヘルスに関連する課題を、 カウンセラーなどの「人」ではなく、 「AI」との会話を通じて解決します。サポートAIの「ロク」とチャットで会話をすることで、 CBT(認知行動療法)やACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)に基づいた簡易のカウンセリングや雑談などを行えます。感情記録や睡眠時間記録などのライフログ機能も搭載しており、 メンタルセルフケアをトータルサポートします。

株式会社80&Company

株式会社80&Company

代表取締役 堀池 広樹

オープンイノベーションによる新規事業開発の実務部隊

株式会社80&Companyは、「ゼロから無限大をつくる」を合言葉に、日本におけるオープンイノベーションを推進すべく新規事業開発を行うプロフェッショナル集団です。 サステナブルな世界の創造を目指し、企業や大学などの研究機関と連携して、AIやデータサイエンス等のテクノロジーを活用した社会課題解決に取り組んでいます。

ブルーオプテック株式会社

ブルーオプテック株式会社

代表取締役社長 増田 麻言

独自光学技術を活用したAR(拡張現実)商品のご紹介

私たちは光学技術でライフスタイルを変え、市場に新たな価値創造を提案することが会社の理念です。今回我々は独自の光学技術を活用して、高画質・コンパクト・安価なARモジュールの開発に成功しました。その技術で時代に合った様々なシステムを市場にご提案していきたいと思っています。更に開発の手を緩めることなく、将来の最先端AR光学技術にも取り組んでいて、ARモジュールのラインアップも充実していきます。

メトロウェザー株式会社

メトロウェザー株式会社

代表取締役CEO 古本 淳一

小型高性能ドップラー・ライダーによる風況観測を活用した社会課題の解決

京都大学発ベンチャーであるメトロウェザーは、目に見えない大気の流れをリアルタイムに可視化するドップラー・ライダーを開発・製造している。同業他社比で同等以上の性能を確保しつつ革新的な小型化と低コスト化を実現したことで、ドローン運航における風況把握のためのインフラとしての活用に加え、都市防災やスーパーシティ、洋上風力等の幅広い産業領域において、風況観測による社会課題の解決に取り組んでいる。