「 バックオフィスのDX推進講座 」受講者募集のご案内
~ DXって言葉は知っていても業務に活かせていますか? ~
目的
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、日々の業務をデジタル化して作業負担を減らし、企業価値を向上させることです。DXを進めるとは日々の業務をどうITツールを使って楽にするかということになります。
会社のDX担当として、これからDXに取り組む方、業務を効率化したいという方向けにDXとは何か、進め方、必要なITツールが分かる講座を開催します。参加することで漠然とDXについて考えていた状態から、足元の業務を効率化する手段を手に入れる状態になることができます。
***講座の特徴***
メイン講師は講義を担当し、サブ講師は個人演習やグループディスカッションをファシリテートして受講生をサポートします。さらに、MCを起用して受講生に気づきを与え、研修効果を高めます。講座では講義に加えて、個人演習やグループディスカッション、受講生によるプレゼンなど、研修効果の高い内容を提供します。自社の製品・技術やサービスを、Webなどを通じて発信する場合は、具体的なITツールや生産管理システムなどの業務システムのデモを行い、実践的なイメージを受講生に伝えます。
対象者
京都府内にある製造業・情報通信業の中小企業で働く方。
京都府内在住の求職者、転職希望の方。
開催期間
講座1: 令和6年1月11日(木)、講座2: 1月25日(木)。 毎回 13:30~16:30
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開催日程・カリキュラム
講座1:バックオフィスのDX化推進①
1月11日(木):「DXの意義と効果について」&「自社のDX化計画の作成」
中小企業においては、マーケティングや販路拡大などのフロント業務や売上向上に焦点が置かれがちですが、デジタル化を通じたバックオフィスの効率化も重要です。DXは、単に業務効率を向上させるだけでなく、納期短縮や品切れ防止による売上増、データ活用による不良品減少や品質管理向上、発注企業との信頼性向上など、企業価値向上に寄与します。講座1では、DXの重要性を理解し、自社のDX企画を作成します。講座2:バックオフィスのDX化推進②
1月25日(木):「ITツール導入プロセスとデータ活用法」&「ITツール紹介と自社での活用方法」
バックオフィスのDXは、単にITツールの導入だけでなく、効率化の先にある企業価値向上に繋がります。例えば生産管理システムの導入により、QCD(Quality(品質)、Cost(費用)、Delivery(納期))管理の効率向上が可能。これにより短納期や不良率低減が実現し、発注元との信頼向上に寄与。また、デジタル技術を用いた在庫管理精度の向上により、製品欠品の防止、機会損失の削減、売上向上、得意先との信頼性向上に繋がります。講座2では、ITツール導入の方法等を学習し、講座1で作成した自社のDX計画を実践するプランを作成します。 -
場所
京都経済センター 4階会議室 4-F
(京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地) 経済センターへのアクセスはマップから -
講師
本事業統括責任者・メイン講師
京都府中小企業診断協会 会長
国立舞鶴高専電気工学科卒。企業等の魅力を基に顧客利益を設定し、発信するブランディング指導では、活動が評価され平成28年度中小企業庁の診断士成功事例に選定される。また、全国IT経営力大賞では、指導先の製造業が最優秀賞・優秀賞を受賞する等、IT経営・DXで多くの成功実績がある。本事業では全体統括及び、自社の魅力のメイン講師も担当する。
本事業実施責任者・総合MC
京都府中小企業診断協会 理事
立命館大学経営学部を卒業後、東京のコンサルティング会社にて、営業、ITシステム導入支援、コンサルティング、セミナー・研修講師等に従事。現在は京都を中心に様々な業種業態の中小企業の経営革新・改善の計画策定及び実行支援等に取組んでいる。本事業では実施責任者、及び総合MCとして研修会全体をまとめる。
松尾 憲 氏
メイン、サブ講師
京都府中小企業診断協会 会員
現在、支援機関にて、ITの利活用に関する相談対応や、商工会をはじめとする公的支援機関にてDXやITを活用した事業計画作成セミナーも多数行っている。HPからAIまで、難しそうなITを分かり易く話し、常に企業に寄り添った支援をしている。本事業では、バックオフィスのDX講座のメイン講師を務める。
服部 幹郎 氏
メイン、サブ講師
京都府中小企業診断協会 会員
京都産業大学情報通信工学修士課程修了。メディア系ネットベンチャーでシステム開発・運用および経営に携わる。専門分野はIT化やDX支援で、特に生産管理が得意。2023年に独立開業し、同年に「(工業製品の)異常検知AIアプリ作成」で㈱datamix優秀発表者を受賞。本事業ではバックオフィスDX化のメイン講師として、IT選定・導入法等の講義を担当する。
竹村 了悟 氏
サブ講師
京都府中小企業診断協会 会員
高校卒業後、産業用機械メーカーに就職。生産工程での製造業務からマイクロコンピュータのプログラム開発、デスクトップアプリ開発、光学機器開発などに従事する。中小企業のDX/IT化やAI/IoTの導入支援を中心としたコンサル活動を行う傍ら、京都中小企業診断協会の研究会でAI/IoTについて研究を行う。本事業ではバックオフィスのDX講座のサブ講師として、演習やグループディスカッションの円滑な運営支援を行う。
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定員
20名(先着順)
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受講料
無料でご受講いただけます。
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申込方法
下記の〔申込はこちら〕または〔申込はこちら(創業予定のかた)〕からお申込みください。
注意事項
<注1>講座(1)及び講座(2)とも参加できる方とします。
<注2>申込者全員に対して受講可否をお知らせします。
<注3>新型コロナウイルス感染症の感染再拡大の状況如何によっては、オンライン講座への変更もあり得ます。 -
募集期間
申込締切:令和5年12月28日(木)午後5時
※先着順で定員になり次第締め切ります。 -
主催
公益財団法人京都産業21 京都府 京都府雇用創造推進協議会 / 運営 一般社団法人京都府中小企業診断協会
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その他
講座参加に際して
●マスクの着用はご自身の判断にお任せします。
●教室においては十分な換気をしています。
●発熱や咳等の症状がみられる等、体調がすぐれない日は、ご来場をご遠慮ください。
●本講座の様子を撮影し、その映像や写真を当財団のウェブサイトや他の媒体に掲載、放送、配信する場合があります。写真や動画に映り込むことに問題がある場合は、講座当日に会場の担当者にお知らせください。*本事業は、京都の未来をつくる「DX人材育成×産業創発」プロジェクトの一環として開催いたします。
京都の未来をつくる「DX人材育成×産業創発」プロジェクト とは、急激な社会変化やデジタル化に対応できるよう、産業政策と労働政策を一体的に推進し、府内企業における新たな価値や新ビジネスの創造、DX化を促進することで、更なる産業活性化、生産性向上につなげ、質の高い雇用創出のための事業です。
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お問い合わせ先
公益財団法人京都産業21 京都経済センター支所
人財・技術振興グループ
TEL: 075-708-3066
FAX: 075-708-3262E-mail:jinzai-tec@ki21.jp