伴走支援成果事例紹介
2025.04.02 更新
人材の育成・確保 事業承継経営改善・継続

DX推進計画実現に向けての伴走支援

支援時の部署名:京都経済センター支所
関連する事業等:人材育成研修

支援企業名株式会社山元塗装工業

山元塗装工業が得意としている大型フレームの塗装作業の様子

相談のきっかけ元気印の伴走支援と中小企業向け講座受講の勧奨

同社は手のひらサイズの小型製品から設備関係の大型フレームや大型製缶品まで、複雑な形状及び難易度の高いものを塗装できる熟練の技術力と、短納期に対応しており、200社を超える得意先を有している。

2023年8月、同社が新本社工場移転に関する「元気印(京都府中小企業応援条例に基づく研究開発等事業計画)」を認定申請されたことが、伴走支援のきっかけ。
同年12月に認定取得、2024年11月11日竣工(埋蔵文化財発掘調査の影響で、大幅遅延)。
竣工後、当財団主催の令和6年度中小企業向け講座の①「実践DX講座・相談会」及び②「生成AIの基礎から実践まで」の講座について受講をお勧めし、各々2名(事業継承予定者・経営幹部)に申込していただいた。

課題と支援内容社内情報の共有に向けたDXの伴走支援

(課題の設定)
得意先ごとに指定された塗装ルールを反映した図面作成のノウハウは担当者の個別パソコンに格納されており、情報共有されていない。
そのため、担当者が休むと問い合わせに対応できないこともある。
また、 販売管理システムにて、納品・請求書を発行している。

(支援内容)
  同社が導入検討中の図面管理システムについて、①「実践DX講座・相談会」第2回(2025年1月16日)で詳細ヒアリングし、講師と連携して、伴走支援計画(5回:3月中旬完了)を策定し、現在実施中である。

DX計画の内部打合せ

支援の効果ITスキルの向上、社内システム連携による生産性向上

(支援計画の概要)
DXに向けた現状の経営課題・業務課題のヒアリング、課題解決に向けた業務改革、DX計画作成と補助金等を活用したITツール導入計画、ITツール導入後の社内システムとの連携など。

(支援効果)
・現在の業務フローとITツール「図面管理システム」導入後の業務フローを対比することで、作業短縮できるポイントを明示することで、ITツール導入に関する全社規模での積極的な取組の実施。
・製造に関するITツールと販売管理システムとのデータ連携。

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