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大学では、大学内にない技術を活用した検査・分析や情報システム・ソフトウェアの開発、研究や開発の試作製作が外注されている。試作に関しては、研究成果のプレゼン用の機器や研究機器製作のためのオリジナル部品が主な発注内容となっている。
大企業では、試験・検査・分析とともに、情報システム・ソフトウェアの開発、設計、製造装置開発が外注されている。食料品では、製造装置開発、機械器具製造業では、設計、新開発部品の試作が比較的多い。発注時に重視される技術には、ナノテク、微細加工があげられている。
中央研究所では、分析が圧倒的に多く、続いて、試験、素材開発が発注されている。大企業で多かった情報システム・ソフトウェアの開発は少ない。試験・分析は化学工業分野で多く、機械器具製造業では、素材開発、製造装置開発が多くなっている。
ベンチャー企業では、試験とともに新製品試作が多く、続いて、設計、分析となっている。開発段階から生産段階への移行期にあるため、試作発注が多くなっているといえる。特に、機械器具製造業では、約半数が、設計を外注している。
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