伴走支援成果事例紹介
2024.12.26 更新
マッチング(販路開拓・連携)補助金経営改善・継続

丹後織物産地発カジュアル帯の開発支援

支援時の部署名:北部支援センター
関連する事業等:企業連携型ビジネス創出支援事業

支援企業名織善松田織物有限会社

相談のきっかけコロナ禍だからこそ丹後織物産地発の帯を発信したい

2021年、コロナ禍で和装需要が低迷する中、織善松田織物有限会社・松田社長から、丹後オリジナル帯の開発を進めたいとの相談を受けました。

課題と支援内容丹後織物産地の帯開発グループのものづくりをサポート

ブランド化を前提に織元グループづくりからスタート。丹後産地活性化という事業の趣旨に賛同が得られる養父織物、株式会社ワタマサの参加を実現させました。
製品開発を進める中で、当財団も「デザイン開発」「先染め糸の準備」「製品の在庫」などへのリスク負担の軽減のため、企業連携型ビジネス創出支援事業の活用などを支援し、各社が独自に10柄のオリジナルデザインを開発しました。

支援の効果グループ各社固有の丹後帯の開発・発信に成功

織善松田織物は、2021年丹後織物求評会で一部試作品を披露、その後、西陣の帯メーカー、帯問屋を通じて発信、300本を完売。
養父織物はコロナ禍の中、オンラインを活用した小売店への発信、受注。
ワタマサは本業きもの生地とコーディネートし、流通末端での販売活動に繋げることができました。

担当者からのコメント

丹後織物工業組合・松田副理事長が取り組む、産地発最終商品の開発・発信への支援として、産地活性化に繋がる事例と考えられます。

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