伴走支援成果事例紹介
2024.12.26 更新
人材の育成・確保 事業承継経営改善・継続

新たな人材活用へのチャレンジでグループ全体の活性化を目指す

支援時の部署名:京都中小企業事業継続・創生支援センター
関連する事業等:プロフェッショナル人材活用支援事業

支援企業名京阪空調工業株式会社

相談のきっかけ若き社長の旺盛なチャレンジ精神に火が点いた!

最初のきっかけは、中信ビジネスフェアでのブース訪問でした。後日、人事担当者との面談で慢性的な人材不足の状況は把握できましたが、経費や職種の問題で新規採用は諦めようとされていました。
課題の深掘のため、さらにヒアリングを行ったところ新たな取り組みも検討されていたため、副業・兼業人材の活用スキームや事例を紹介。
その内容が社長の耳に入り興味を持たれたことで再訪問し副業・兼業に絞り込んで説明したところ即断で依頼を頂戴しました。

課題と支援内容本業だけでなくグループ会社へも波及した新たな人材活用

本業の空調事業をさらに拡大する施策として、ECの活用を模索されている最中に副業・兼業人材活用のスキーム説明をしたことで社長のヒラメキが開花しました。
すぐに人材紹介会社の担当者に同行いただき、EC担当マネージャーと面談のうえスキームの内容理解と先方の要望をじっくりヒアリングし、販売戦略の立案と実行に向けた人材募集に至りました。その結果、10名の応募者から人選されプロジェクトが動き出しました。
その効果を目の当たりにされた社長の次の一手は人材採用のサポート役でした。人事担当者とも目線合わせを行い、必要シートを作成し、これまでのコンサルとは違う角度でリクルーティングを実行できる人材をすぐに採用されました。
さらにはグループ会社で計画されていた新規事業開発プロジェクトについての相談もいただき、勝算の有無を話し合い、人材紹介会社へも事前に打診調査の結果、プロジェクトメンバーも副業・兼業人材で募ることを決断され新たな採用へとつながっていきました。

支援の効果スキルの高い副業・兼業人材をフル活用しグループ全体の事業活性化へ!

結果的に、EC販売戦略2名、人材採用サポート1名に加え、グループ会社における新規事業開発プロジェクトメンバー2名の計5名を副業・兼業人材で採用され、現在追加で、グループ会社での店舗開発の依頼もお受けしています。
今回の京阪空調工業株式会社で採用された人材について、「初期費用も低くランニングコストも抑えられた、まさにローリスク・ハイリターンでスキルの高い人材活用が実現した」と植本社長も喜んでおられました。
以上のように、本業での新たな販路拡大やリクルーティングに加え、グループ会社の新規事業プロジェクトの開始など、検討中だった施策が動き出しグループ全体の活性化がスタートし始めたのです。

担当者からのコメント

人材確保が困難な現状で、採用コストや時間の省力化、早期退職のリスク回避に加えランニングコスト低減にも大きく寄与する副業・兼業人材活用を、さらに多くの企業様にも情報提供する必要性を感じました。
また慢性的な人材不足の状況を逆手に取り新たな人材活用で「攻めの経営」へのシフトチェンジをお手伝いします。

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