2.受注量
〔図1 受注量について【全体】〕
(%)
この度、平成23年12月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート
方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業178社、回収率59.3%)
10月〜12月期の全体の業況判断DI(「上昇」と回答した企業割合から「低下」と回答した企業割合を差し引いた数値)は△24.1となり、マイナス幅が縮小し、前期(7月〜9月)に比べ7.3ポイントと僅かに改善が見られる。
■回答企業の概要(業種別)
(1)鉄鋼・非鉄関係112%(20社)
5.資金繰り
(2)金属製品関係16.9%(30社)
1.調査結果概要
〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%)
(3)一般機械関係18.5%(33社)
3.今後(3か月先)の受注見通し
(4)電気機器関係16.3% (29社)
(5)輸送用機器関係 9.0% (16社)
(6)精密機器関係 9.6%(17社)
(7)縫製関係 11.2%(20社)
7.受注余力
(8)樹脂製品関係 7.3%(13社)
10月〜12月期の全体の業況判断DI(「増加」及び「やや増加」と回答した企業割合から「減少」及び「やや減少」と回答した企業割合を差し引いた数値)は△11.2となり、前期(7月
〜9月)に比べ、△3.3ポイントと、僅かに改善が見られる。
〔図3 受注単価について【全体】〕
(%)
10月〜12月における府内中小製造業の受注量DIは、全体として前期(7月〜9月)に比べ、
3.3ポイントと、僅かに改善が見られる。
一方、次期(1月〜3月)の受注見通しについては、全体として前期に比べ、マイナス1.6
ポイントと僅かに悪化を見通しており、円高等の影響から依然として低水準が続いている。
(DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%)
6.採算状況
10月〜12月期の全体の業況判断DI(「黒字」と回答した企業割合から「赤字」と回答した企
業割合を差し引いた数値)は△14.0となり、マイナス幅が拡大し、前期(7月〜9月) に 比べ、
△1.3ポイントと、僅かに悪化が見られる。
10月〜12月期の全体の業況判断DI(「好転」と回答した企業割合から「悪化」と回答した企業割合を差し引いた数値)は△21.9となり、マイナス幅が縮小し、前期(7月〜9月) に比べ、2.9ポイントと、僅かに改善が見られる。
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%)
4.受注単価
受注量の動きに伴い、「受注余力あり」とする企業が1.2ポイント増えた。
〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
次期(1月〜3月期)受注量見通しの全体の業況判断DI(「増加」と回答した企業割合から「減少
」と回答した企業割合を差し引いた数値)は△25.9となり、前期(7月〜9月)に比べ△1.6ポイン
と、僅かに悪化の見通しとなっている。