平成25年度第4回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成26年3月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業216社、回収率72.0%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係 10.2%(22社)
(2)金属製品関係 18.1%(39社)
(3)一般機器関係 16.2%(35社)
(4)電気機器関係 15.3%(33社)
(5)輸送用機器関係 9.7%(21社)
(6)精密機器関係 13.0%(28社)
(7)縫製関係 9.3%(20社)
(8)樹脂製品関係  8.3%(18社)
 
 
1.調査結果概要 
 1月〜3月における府内中小製造業の受注状況は、DI値は前回調査とほぼ同じ、「減った」とする回答は減少し、一昨年9月末調査以来の改善傾向が今回も継続した結果となった。
 しかしながら、今後の見通しについては、3月までのかけこみ需要の影響を考慮してか厳しい見通しとなっている。
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、16.7となり、前期(10月〜12月)に比べ0.1ポイント低下とほぼ同じであった。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  4月〜6月期の全体の業況判断DIは、△14.8となり、今期(1月〜3月)に比べ25.6ポイント低下した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△16.7となり、前期(10月〜12月)に比べ4.0ポイント低下した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△15.7となり、前期(10月〜12月)に比べ6.8ポイント低下した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、2.3となり、前期(10月〜12月)に比べ、1.4ポイント上昇した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  「受注余力あり」とする企業はポイント2.5増えた。
 
 
 
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