平成26年度第4回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成27年3月末を調査時点に、府内受注登録企業285社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業213社、回収率74.7%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係 22企業(10.3%)
(2)金属製品関係 37企業(17.4%)
(3)一般機器関係 35企業(16.4%)
(4)電気機器関係 36企業(16.9%)
(5)輸送用機器関係 22企業(10.3%)
(6)精密機器関係 31企業(14.6%)
(7)樹脂製品関係 30企業(14.1%)
 
 
1.調査結果概要 
 平成27年1月〜3月における府内中小製造業の受注状況は、DI値は9.4となり、前回調査と比べて若干の上昇が見られる。今後の見通しについても、DI値は4.7と若干の上昇。
 採算状況含め、全ての調査項目で前回調査結果を上回っており、少しずつであるが改善に向けて推移している。
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  平成27年1月〜3月期の全体の業況判断DIは、9.4となり、前期(平成26年10月〜12月)に比べ3.8ポイント上昇した。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  4月〜6月期の全体の業況判断DIは、4.7となり、今期(1月〜3月)に比べ4.7ポイント上昇した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△13.1となり、前期(10月〜12月)に比べ2.3ポイント上昇した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△4.7となり、前期(10月〜12月)に比べ8.4ポイント上昇した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、14.4となり、前期(10月〜12月)に比べ、6.0ポイント上昇した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  「受注余力あり」とする企業は2.2ポイント増えた。
 
 
 
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