平成26年度第3回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成26年12月末を調査時点に、府内受注登録企業285社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業214社、回収率75.1%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係 12.1%(26社)
(2)金属製品関係 16.8%(36社)
(3)一般機器関係 16.8%(36社)
(4)電気機器関係 16.8%(36社)
(5)輸送用機器関係 10.3%(22社)
(6)精密機器関係 15.0%(32社)
(7)樹脂製品関係 12.1%(26社)
 
 
1.調査結果概要 
 10月〜12月における府内中小製造業の受注状況は、前回調査結果(7〜9月)と同様、DI値に若干の増加傾向が見られるもののさほどの変化はなく、資金繰りや採算面でもあまり変化は見られない。
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、5.6となり、前期(7月〜9月)に比べ0.7ポイント上昇とほぼ変わらず。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、±0となり、今期(10月〜12月)に比べ3.6ポイント低下した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△15.4となり、前期(7月〜9月)に比べ0.9ポイント低下した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△13.1となり、前期(7月〜9月)に比べ4.0ポイント低下した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、8.4となり、前期(7月〜9月)に比べ、1.1ポイント低下した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  「受注余力なし」とする企業は3.1ポイント増えた。
 
 
 
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