平成26年度第1回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成26年6月末を調査時点に、府内受注登録企業285社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業225社、回収率78.9%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
 
(1)鉄鋼・非鉄関係  10.2%(23社) 
(2)金属製品関係  17.8%(40社) 
(3)一般機器関係  16.0%(36社) 
(4)電気機器関係  17.3%(39社) 
(5)輸送用機器関係  10.7%(24社) 
(6)精密機器関係  14.7%(33社) 
(7)樹脂製品関係  13.3%(30社) 
 
 
1.調査結果概要 
 4月〜6月における府内中小製造業の受注状況は、前回調査での見通しのとおり、受注量について減少の傾向が見られた。しかしながら、次期(7月〜9月)受注量の見通しは増加との見込みをしているなど、DI値はプラスとなっており、引き続き改善の傾向が見られた。
 次期(1月〜3月)の受注見通しにおいては、DI値はやや上昇の見通しである。
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  4月〜6月期の全体の業況判断DIは、0.3となり、前期(1月〜3月)に比べ16.5ポイント低下した。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、16.0となり、前期(4月〜6月)に比べ30.9ポイント上昇した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  4月〜6月期の全体の業況判断DIは、△16.5となり、前期(1月〜3月)に比べ0.2ポイント上昇した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  4月〜6月期の全体の業況判断DIは、△10.3となり、前期(1月〜3月)に比べ5.5ポイント上昇した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  4月〜6月期の全体の業況判断DIは、10.2となり、前期(1月〜3月)に比べ、7.9ポイント上昇した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  「受注余力あり」とする企業は1.1ポイント増えた。
 
 
 
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