平成25年度第2回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成25年9月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業225社、回収率75.0%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係 10.2%(23社)
(2)金属製品関係 17.3%(39社)
(3)一般機器関係 17.3%(39社)
(4)電気機器関係 15.1%(34社)
(5)輸送用機器関係 9.8%(22社)
(6)精密機器関係 10.2%(23社)
(7)縫製関係 10.7%(24社)
(8)樹脂製品関係 9.3%(21社)
 
 
1.調査結果概要 
 7月〜9月における府内中小製造業の受注状況は、平成23年3月末調査以来2年6カ月ぶりDI値がプラスとなり、徐々に改善の方向に向いており、今後の見通しについてもさらに増加傾向となっている。
 一方、受注単価に若干の改善が見られるものの、引き続き採算状況は厳しい結果となっている 
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、4.3となり、前期(4月〜6月)に比べ24.1ポイント上昇した。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、8.9となり、今期(7月〜9月)に比べ18.2ポイント上昇した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△18.2となり、前期(4月〜6月)に比べ13.9ポイント上昇した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△20.9となり、前期(4月〜6月)に比べ1.6ポイント上昇した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△13.3となり、前期(4月〜6月)に比べ、5.7ポイント低下した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  「受注余力なし」とする企業は5.9ポイント増えた。
 
 
 
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