平成24年度第3回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成24年12月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業217社、回収率72.3%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係 11.1%(24社)
(2)金属製品関係 16.6%(36社)
(3)一般機器関係 16.6%(36社)
(4)電気機器関係 15.2%(33社)
(5)輸送用機器関係 9.2%(20社)
(6)精密機器関係 11.5%(25社)
(7)縫製関係 11.1%(24社)
(8)樹脂製品関係 8.8%(19社)
 
 
1.調査結果概要 
 10月〜12月における府内中小製造業の受注量DIは、全体として前期(7月〜9月)に比べ、改善の傾向が見られるものの数値の変動は少なく、回復基調とは言い難い。依然として、「減少」及び「やや減少」と回答する企業が半数を超え、前期の調査結果と同様厳しい状況が続いている。
 次期(1月〜3月)の受注見通しにおいては、DI値はやや上昇の見通しである。
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△37.8となり、前期(7月〜9月)に比べ、3.1ポイント上昇した。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△27.6となり、前期(10月〜12月)に比べ、5.6ポイント上昇した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△31.4となり、前期(7月〜9月)に比べ、3.2ポイント上昇した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△31.8となり、前期(7月〜9月)に比べ、0.4ポイント低下した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△22.6となり、前期(7月〜9月)に比べ、3.5ポイント低下した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  「受注余力あり」とする企業は3.6ポイント増えた。
 
 
 
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