平成24年度第2回受注登録企業動向調査結果の概要
 
  この度、平成24年9月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業205社、回収率68.3%)
 
  ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係 11.2%(23社)
(2)金属製品関係 16.1%(33社)
(3)一般機器関係 17.1%(35社)
(4)電気機器関係 15.1%(31社)
(5)輸送用機器関係 8.3%(17社)
(6)精密機器関係 10.7%(22社)
(7)縫製関係 10.7%(22社)
(8)樹脂製品関係 10.7%(22社)
 
 
1.調査結果概要 
 7月〜9月における府内中小製造業の受注量DIは、全体として前期(4月〜6月)に比べ、25.2ポイント悪化が見られた。
 次期(10月〜12月)の受注見通しにおいても、前期に比べ、DI値は低下。
 前回調査では持ち直しの傾向が見られたものの、受注余力を除く全項目で前期差がマイナスとなっており、悪化の傾向となっている。 
  (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
2.受注量 
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△40.9となり、前期(4月〜6月)に比べ、25.2ポイント低下した。
 
3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
  10月〜12月期の全体の業況判断DIは、△33.2となり、前期(7月〜9月)に比べ、15.5ポイント低下した。
 
4.受注単価 
 〔図3 受注単価の見通しについて【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△34.6となり、前期(4月〜6月)に比べ、8.6ポイント低下した。
 
5.資金繰り 
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△32.2となり、前期(4月〜6月)に比べ、10.3ポイント低下した。
 
6.採算状況 
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%) 
 
  7月〜9月期の全体の業況判断DIは、△19.1となり、前期(4月〜6月)に比べ、7.5ポイント低下した。
 
7.受注余力 
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%) 
 
  受注量の動きに伴い、「受注余力あり」とする企業は4.8ポイント増えた。
 
 
 
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