平成23年度第4回受注登録企業動向調査結果の概要
 
 この度、平成24年3月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業186社、回収率62.0%)
 
 ■回答企業の概要(業種別)
  (1)鉄鋼・非鉄関係10.2%(19社)
(2)金属製品関係16.1%(30社)
(3)一般機械関係19.9%(37社)
(4)電気機器関係15.6% (29社)
(5)輸送用機器関係 8.6% (16社)
(6)精密機器関係 9.1%(17社)
(7)縫製関係 11.8%(22社)
(8)樹脂製品関係 8.6%(16社)
 
 1 調査結果概要
 1月〜3月における府内中小製造業の受注量DIは、全体として前期(10月〜12月)に比べ、9.8ポイント悪化が見られた。
 一方、次期(4月〜6月)の受注見通しについては、前期に比べ、鉄鋼・非鉄で15.7ポイント、一般機器で12.4ポイント、樹脂製品で37.0ポイント上昇し、改善の見込みとなっているものの、全体としては5.4ポイント上昇と改善の見込みも僅かなものとなっている。
 (DI:増加、上昇などと回答した企業割合から減少、低下などと回答した企業割合を差し引いた数値)
 
 2.受注量
 〔図1  受注量について【全体】〕 (%)
    1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△21.0となり、前期(10月〜12月)に比べ、9.8ポイント低下した。
 
 3.今後(3か月先)の受注見通し 
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
   4月〜6月期の全体の業況判断DIは、△20.5となり、前期(10月〜12月)に比べ、5.4ポイント低下した。
 
 4.受注単価
 〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
 
    1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△27.9となり、前期(10月〜12月)に比べ、3.8ポイント低下した。
 
 5.資金繰り
 〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%)
 
    1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△24.2となり、前期(10月〜12月)に比べ、わずか2.3ポイント低下した。
 
 6.採算状況
 〔図5 採算状況について【全体】〕 (%)
 
    1月〜3月期の全体の業況判断DIは、△19.3となり、前期(10月〜12月)に比べ、5.3ポイント低下した。
 
 7.受注余力
 〔図6 受注余力について【全体】〕 (%)
 
    受注量の動きに伴い、「受注余力あり」とする企業が4.7ポイント減った。
 
 
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