この度、平成23年3月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート
方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業185社、回収率61.7%)
1.調査結果概要
2.受注量
〔図1 受注量について【全体】〕
(%)
1月〜3月における府内中小製造業の受注量DIは、全体として前期(10月〜12月)に比べ、
9.2ポイント改善が見られた。一方、今期(4月〜6月)の受注見通しについては、東日本大
地震の影響が懸念され、前期に比べ、電気機器でマイナス32.9ポイント、輸送用機器でマイ
ナス46.3ポイント、精密機器でマイナス11.8ポイント、樹脂製品でマイナス21.4ポ
イント、と悪化した。
■回答企業の概要(業種別)
(1)鉄鋼・非鉄関係12.4%(33社)
(2)金属製品関係16.8%(31社)
〔図4 資金繰りについて【全体】〕
(%)
(3)一般機械関係17.8%(33社)
3.今後(3ヶ月先)の受注見通し
(4)電気機器関係14.6% (27社)
(5)輸送用機器関係 9.2% (17社)
(6)精密機器関係 9.2%(17社)
(7)縫製関係10.8%(20社)
7.受注余力
(8)樹脂製品関係9.2%(17社)
〔図3 受注単価について【全体】〕
(%)
受注量の動きに伴い、「受注余力あり」とする企業が1.2ポイント減った。
〔図6 受注余力について【全体】〕
(%)
6.採算状況
〔図5 採算状況について【全体】〕
(%)
5.資金繰り
4.受注単価
〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
1月〜3月期の全体の業況判断DIは、0.5となり、前期(10月
〜12月)に比べ、9.2ポ
イント上昇した。.
4月〜6月期の全体の業況判断DIは、▲23.3となり、前期(10月〜12月)に比べ、
6.2ポイント低下した。
1月〜3月期の全体の業況判断DIは、▲21.6となり、前期(10月〜12月)に比べ、
2.1ポイント上昇した。
1月〜3月期の全体の業況判断DIは、▲19.5となり、前期(10月〜12月)に比べ、
わずか0.4ポイント上昇した。