この度、平成22年12月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート
方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業181社、回収率60.3%)
1.調査結果概要
2.受注量
〔図1 受注量について【全体】〕
(%)
全体として前期(7月〜9月)調査から14.4ポイント低下し、2期連続で悪化した。一方、
10月〜12月における府内中小製造業の受注量DIは、電気機器関係で改善が見られたが、
の、先行き不透明感から依然として低水準となっている。
今期(1月〜3月)の受注見通しについては、業種においては改善を見込むものもあるもの
■回答企業の概要(業種別)
(1)鉄鋼・非鉄関係12.7%(23社)
(2)金属製品関係16.0%(29社)
〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%)
(3)一般機械関係18.8%(34社)
3.今後(3ヶ月先)の受注見通し
(4)電気機器関係14.4% (26社)
(5)輸送用機器関係 8.3% (15社)
(6)精密機器関係 9.4%(17社)
(7)縫製関係 9.9%(18社)
7.受注余力
(8)樹脂製品関係10.5%(19社)
〔図3 受注単価について【全体】〕
(%)
受注量の動きに伴い、「受注余力あり」とする企業が3.5ポイント減った。
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%)
6.採算状況
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%)
10〜12月期の全体の業況判断DIは、▲12.1で、前期(7月〜9月)に比し、7.5ポイン
ト上昇し、「黒字」とする企業が4.6ポイント増加した。
5.資金繰り
4.受注単価
〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
10月〜12月期の全体の業況判断DIは、▲8.7となり、前期(7月 〜9月)に比べ、14.
4ポイント低下した。
1月〜3月期の見通しの全体の業況判断DIは、▲17.1となり、前期(7月〜9月)に比し、
6.2ポイント上昇した。
10月〜12月期の全体の業況判断DIは、▲23.7となり、前期(7月〜9月)に比し、5.9
ポイント上げ、「不変」と答えた企業が4.6ポイント増え、「低下」とする企業が5.3ポイン
ト減った。
10月〜12月期の全体の業況判断DIは、▲19.9で、前期(7月〜9月)に比し、3.5ポイン
ト低下した。