平成20年度第4回受注登録企業動向調査

  この度、平成21年3月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 205社、回収率68.3%)
回答企業の概要(業種別)
(1)鉄鋼・非鉄関係11.7%(24社)
(2)金属製品関係15.6%(32社) 
(3)一般機械関係16.1%(33社)
(4)電気機器関係14.1% (29社) 
(5)輸送用機器関係9.8% (20社)  
(6)精密機器関係10.2%(21社)
(7)縫製関係10.7%(22社)    
(8)樹脂製品関係11.7%(24社)
1.調査結果概要
 平成21年1月〜3月における府内受注登録企業の景況は、世界的な金融危機による景気後退を受け、各調査項目において、悪化が一層進んだことを示している。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

・全体では、「減少」とする企業が16.1ポイント増加して66.8%となり、前回調査時からさらに受注が減少した企業が増えた。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・全体では、「増加」を見込む企業が前回調査時から微増して4.4%となり、「減少」を見込む企業が8.2ポイント減少して71.2%となった。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・全体では、「低下」とする企業が2.8ポイント増加して47.8%となった。
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・全体では、受注量の減少に伴い、「悪化」とする企業が前回調査時からさらに増加し68.3%となった。
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・全体では、「赤字」とする企業が1年前の調査時点に比べ47.2ポイント増加
し、7割を超える状況となっている。
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・全体では、受注量の減少に伴い、「受注余力あり」とする企業が増加している。
 

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