平成20年度第1回受注登録企業動向調査 |
このたび、平成20年6月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 200社、回収率66.7%) |
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1.調査結果概要 |
平成 20年 4月〜6月における府内受注登録企業の景況は、足下の受注量、来期(7月〜9月)の見込みとも減少傾向を示しており、厳しい状況にある。 |
2.受注量 |
〔図1 受注量について【全体】〕 (%)
・前回調査に比べて「増えた」(「増加」+「やや増加」)とする企業が2.9ポイント減少するとともに、「減った」(「減少」+「やや減少」)とする企業が7.7ポイント増加して51.5となり、平成13年12月調査以来「減った」が過半を超える状況となった。 |
3.今後(3ヶ月先)の受注見通し |
〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕 (%)
・ 「減少」を見込む企業は、前回調査とほぼ同水準であるが、「増加」を見込む企業が2.4ポイント減少しており、来期も弱い状況が続くと見込まれる。 |
4.受注単価 |
〔図3 受注単価について【全体】〕 (%)
・ 「上昇」とする企業が前回調査に比べて1ポイント増加したほかは、大きな変化はない。 |
5.資金繰り |
〔図4 資金繰りについて【全体】〕 (%)
・ 前回調査時から「好転」とする企業が2ポイント増加しているが、「悪化」とする企業は5.6ポイント増加し、厳しい受注状況を反映した結果となっている。 |
6.採算状況 |
〔図5 採算状況について【全体】〕 (%)
・ 前回調査に比べて「黒字」とする企業が2.1ポイントの微増、「赤字」とする企業も2.6ポイントの微増となり、全体では、3期連続で「赤字」が「黒字」を上回る状況となった。 |
7.受注余力 |
〔図6 受注余力について【全体】〕 (%)
・ 全体では、受注の低迷に伴い「受注余力あり」とする企業が増加し、今回は8割に達する結果となった。 |
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