平成19年度第3回受注登録企業動向調査

 このたび、平成19年12月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 213社、回収率71.0%)
回答企業の概要(業種別)

(1)鉄鋼・非鉄関係11.7%(25社)            (2)金属製品関係16.4%(35社)          (3)般機械関係16.9%(36社)          (4)電気機器関係13.6%(29社)               (5)輸送用機器関係9.4%(20社)             (6)精密機器関係9.4%(20社)          (7)縫製関係12.7%(27社)            (8)樹脂製品関係 9.9%(21社)
1.調査結果概要
 平成 19年 10月〜12月における府内受注登録企業の景況は、業種によるばらつきはあるものの全体として 足踏み状態を示している。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

  

・ 「増えた」(「増加」+「やや増加」)とする企業が5.5ポイント増加するとともに、「減った」(「やや減少」+「減少」)とする企業も4.5ポイント増加しており、両者の差は15ポイントとほぼ前回調査時の水準を維持する結果となった。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・ 「減少」の比率がやや増え、弱含みであるが、概ね足踏み状態が続いている。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・ 7割を超える企業が「不変」とし、約2割が「減少」と回答するなど、依然として厳しい状況が続いているが、今回調査では、前回に比べて僅かであるが、「上昇」の増加、「低下」の減少が見られる。
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・ 7割近くの企業が「不変」とする中で、「悪化」とする企業が6期連続で増加している。
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・ 平成19年6月調査以降「黒字」とする企業が微増傾向にある一方、「赤字」とする企業は一進一退の状況である。
 
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・ 「受注余力あり」とする企業が7割を超える傾向が続いている。
 

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