平成19年度第1回受注登録企業動向調査

 このたび、平成19年3月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 205社、回収率68.3%)
回答企業の概要(業種別)

(1)鉄鋼・非鉄関係 12.2%(25社)            (2)金属製品関係 15.1%(31社)          (3)般機械関係 18.5%(38社)          (4)電気機器関係 14.1%(29社)               (5)輸送用機器関係 8.8%(18社)             (6)精密機器関係 10.2%(21社)          (7)縫製関係 12.2(23社)            (8)樹脂製品関係 8.8%(18社)
1.調査結果概要
 平成 19年 1月〜3月における府内受注登録企業の景況は、業種によるばらつきはあるものの全体として改善傾向を示している。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

  

・ 平成18年6月調査をピークに減少傾向が続いており、「減った」(「やや減少」+「減少」)と回答する企業が43.9ポイントと半数近くにのぼっている。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・ 前回調査まで受注見込みを「減少」とする傾向が続いていたが、今回はほぼ前回と同水準の約3割であり、「不変」が半数を占めている。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・ 大半の企業が「不変」と回答し、次いで「低下」が約2割を占め、前回調査とほぼ同様の傾向となっている。
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・ 7割を超える企業が不変とする基調に変化はないが、前回調査に比較べて「好転」とする企業が若干減少し、「低下」とする企業がやや増加している。 
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・ 過半数の企業は「不変」とし、前回より増加しているが、平成17年3月調査以来9期ぶりに「黒字」とする企業が「赤字」とする企業を下回る結果となっている。
 
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・ 受注量の減少傾向とともに「受注余力あり」とする企業が7割を超える結果となっている。
 

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