平成18年度第1回受注登録企業動向調査

 このたび、平成18年6月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 188社、回収率62.7%)
回答企業の概要(業種別)

(1)鉄鋼・非鉄関係 12.2%(23社)            (2)金属製品関係 15.4%(29社)          (3)般機械関係 19.7%(37社)          (4)電気機器関係 12.8 24社)               (5)輸送用機器関係 10.1 (19社)             (6)精密機器関係 10.1%(19社)          (7)縫製関係 8.5%(16社)            (8)樹脂製品関係 11.2%(21社)
1.調査結果概要
 平成 18年4月〜6月における府内受注登録企業の景況は、業種によるばらつきが大きく、その傾向も一定しない状況である。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

  

・ 全体では、4期連続で「増えた」(「増加」又は「やや増加」)とする企業が「減った」(「減少」又は「やや減少」)とする企業を上回っているが、前回調査に比べて「増えた」が減少し、「減った」が増加している。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・ 前回調査に比べて「増加」とする企業が増え、「減少」とする企業が減っており、また2期連続で「増加」が「減少」を上回る結果となっている。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・ 全体では、「不変」とする企業が8割近くを占める傾向で推移しているが、前回調査に比べて「上昇」と回答する企業が1.5ポイント増加している。 
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・ 全体では、7割を「不変」が占め、「悪化」が「好転」を上回る傾向が続いているが、大きな変化はなく横ばいの状況である。 
 
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・ 全体では、大きな変化は見られないが、受注動向に連動して、緩やかに改善の傾向を示している。
 
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・ 全体では、2期連続で「受注余力あり」とする企業が7割を切る水準となったが、前回調査からは、3.4ポイント増加している。   
 
 

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