平成17年度第3回受注登録企業動向調査

 このたび、平成17年12月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 202社、回収率67.3%)
回答企業の概要(業種別)

(1)鉄鋼・非鉄関係12.9%(26社)            (2)金属製品関係15.8%(32社)          (3)般機械関係19.3%(39社)          (4)電気機器関係13.9%(28社)               (5)輸送用機器関係8.9%(18社)             (6)精密機器関係9.4%(19社)          (7)縫製関係10.9%(22社)            (8)樹脂製品関係 8.9%(18社)
1.調査結果概要
 平成17年 10月〜12月における府内受注登録企業の景況は、業種によるばらつきはあるものの全体として改善傾向を示している。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

  

・ 全体では、「増えた」(増加又はやや増加)とする企業が34.7%で、前回に比べると3.8ポイント増加し、「減った」(減少又はやや減少)が24.2%で3.7ポイント減少している。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・ 全体では、「増加」とする企業が20.8%、「減少」とする企業が19。8%と前回調査に比べてそれぞれ減少してはいるものの、双方の比率はほぼ均衡しており、改善の傾向を維持している。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・ 全体的には、「上昇」が0,5ポイント減少、「不変」が8割近くを占めるなど前回と同様の傾向を示しており、依然として厳しい状況が続いている。
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・ 全体では、「好転」とする企業が0.6ポイントの微減、「悪化」とする企業が2.6ポイントの減少となっているが、大きな変化はなく、横ばいの傾向が続いている。
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・ 全体では、「黒字」、「赤字」ともわずかに減少しているが、大きな変化はなく横ばいの状況である。
 
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・ 全体では、「余力あり」とする企業が7割を超える状況であるが、今回は「余力なし」が4.3ポイント増加している。
 

報告書詳細<PDF形式(122KB)>はこちら

BACK