平成19年度 |
当財団では、財団に登録する発注企業の動向を把握し、情報として提供することで、より効果的な受注活動等の促進を図り、あわせて財団における取引あっせん業務の円滑化を図るために、発注企業動向調査を実施いたしました。(調査時期:平成 19年9月末、回収締切:平成19年11月9日) |
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概要は、以下のとおりです。 |
1.売上状況について及び今後の売上額の見通しについて |
【グラフ1】 売上状況の比較
全体では、前回調査と比較して、「増加」が36.0%で18.3ポイント減少し、「減少」が29.3%で19.3ポイント増加している。
「増加」から「減少」をひいた割合で比較すると、前回の44.3ポイントに対して今回は6.7ポイントで、大きく減少した。 【グラフ2】19年度の「下期」及び20年度の「上期」の売上額の見通し
全体では、19年度下期においては「増加」が44.0%に対して、20年度上期においては34.7%と9.3ポイント減少しているが、「増加」と
「横ばい」を合わせた割合(85.4)が前回より1.4ポイント増加しており、大きな変動は見込んでいない。 |
2.外注状況について及び今後の外注額の見通しについて |
【グラフ3】外注利用状況の比較
全体では、「増加」が30.7%で7.9ポイント減少し、「減少」は29.3%と13.6ポイント増加している。「増加」から「減少」を引いた割合で比較すると 、前回が22.9ポイントに対して今回は1.4ポイントと、大幅な減少となった。 【グラフ4】19年度の「下期」及び20年度の「上期」の外注の見通し
全体では、20年度上期においては「増加」とする企業が29.3%で4ポイント減少したが、「増加」と「横ばい」 を合わせた割合には変動がなく、大きな変化は見られない。 |
3.受注企業に望む能力について |
「要求どおりの加工精度」との回答が26.8%と最も多く、次いで「バラツキの無い品質安定度」が22.5%、「検査体制の強化」が14.4%、「工程管理の強化」が13.9%、「改善提案も含めた体制強化」が10.0%となっている。
「発注内容に応じたコスト対応」が25.7%と最も多く、次いで「改善提案によるコストダウン」が19.0%、次いで「市場価格への対応」が15.6%となっている。
「状況に応じた柔軟な納期対応」が46.0%と最も高く、次いで「ジャストインタイムへの対応」が24.2%、「納期管理、在庫管理能力の強化」が22.6%となっている。 |
4.新規外注先企業を探す場合の情報収集の方法について |
【グラフ8】*重複回答(回答計数 173)
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「受注企業からの営業活動」との回答が28.9%と最も多く、次いで「ホームページでの資材調達」が19.7%、「ビジネスパートナー交流会等の各種展示会見学」が13.9%となっている。 |
5.新規外注先企業の開拓について |
【グラフ9】
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本調査についてのお問合せは、企画総務部 企画広報グループ |