平成14年度 |
当財団では、財団に登録する発注企業の動向を把握し、情報として提供することで、より効果的な受注活動等の促進を図り、あわせて財団における取引あっせん業務の円滑化を図るために、発注企業動向調査を実施いたしました。(調査時期:平成14年3月末、回収締切:平成13年4月末) |
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概要は、以下のとおりです。 |
1.売上状況について及び今後の売上額の見通しについて |
【グラフ1】 売上状況の比較 前回調査と比較して、「増加」が20.0%と4.8ポイント増加する一方で、「減少」が38.8%で17.9ポイント減少しており、売上額の増加傾向があり、回復の兆しが見られる。【グラフ1参照】 【グラフ2】14年度の「上期」及び14年度の「下期」の売上額の見通し 本年度上期においては「減少」と見通すものが30.6%で「増加」(25.9%)を上回っているが、下期においては、逆に「増加」が32.9%で「減少」(21.2%)を上回っており、先行き回復傾向がうかがえる結果となっている。【グラフ2参照】 |
2.外注状況について及び今後の外注額の見通しについて |
【グラフ3】外注利用状況の比較 前回調査と比較して、「増加」が17.6%で4.6ポイントとわずかながら増加し、「減少」が45.9%で12.8ポイント減少しており、増加傾向が見られるものの、「減少」が45.9%と半数近くを占めており、依然として厳しい状況も見られる。【グラフ3参照】 【グラフ4】14年度の「上期」及び14年度の「下期」の外注額の見通し 本年度上期においては「減少」と見通すものが35.3%で「増加」(16.5%)を大きく上回っているが、下期においては、「増加」、「減少」ともに27.1%で同率となり、先行き増加傾向がうかがえる結果となっている。 |
3.外注企業に望む能力について |
「要求どおりの加工精度」との回答が26.9%と最も多く、次いで「バラツキの無い品質安定度」が19.2%、「検査体制の強化」が15.0%、「VE/VA提案を含めた体制強化」14.5%、「工程管理の強化」が14.1%となっており、前回調査と比べて大きな変化は見られない。
「市場価格への対応」との回答が22.7%と最も多く、次いで「発注内容に応じたコスト対応」が20.7%、「VE/VA提案によるコスト提案」が17.2%となっている。
「状況に応じた柔軟な納期対応」が48.1%と最も高く、次いで「ジャストインタイムへの対応」が26.7%で、「納期管理、在庫管理能力」が21.4%となっている。 |
4.新規外注先企業を探す場合の情報収集の方法について |
【グラフ5】*重複回答(回答計数
156)
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「下請企業からの営業活動」との回答が37.8%と最も多く、次いで「情報誌、企業名簿等からの情報収集」が18.6%となっている。 現状では、外注企業自身の積極的な営業活動の重要性を示す結果となっており、受注企業の積極的な情報発信(企業名簿等への掲載、各種展示会への出展を含む)が重要であることがうかがえる |
5.新規外注先企業の開拓について |
新規外注先を「探していない」とする企業(74.1%)が「探している」(8.2%)と「将来的に探している」(15.3%)を合わせた割合(23.5%)を50.6ポイントと大幅に上回っている。 |
本調査についてのお問合せは、総務部 企画広報課 |