犯罪組織からのサイバー攻撃は大企業や官公庁を標的としたものが多いと思われがちですが、実際は企業規模の大小を問わず年々増加、巧妙化を遂げており、中小企業は大企業に比して人的・資金的な制約が大きく、堅牢なセキュリティシステムを組むことが困難であり、攻撃者にとって格好の標的とされる場合もあります。

 また、サイバーセキュリティはどれほど強化しても、完全性を確保することは非常に困難であることから、近年ではサイバー攻撃を受けたとき、その影響を最小化し、早急に元の状態に戻す仕組みや能力
「サイバーレジリエンス(レジリエンス=「復元力」「弾性」)」の重要性に注目が集まっています。

 犯罪組織からの攻撃には、
  ・
ランサムウェアにより企業の重要なデータを勝手に暗号化された上「身代金」を要求される
  ・重要なデータを
破壊或いは改ざんされる
 など攻撃を受けた企業に直接被害をもたらすものの他、
  ・他の企業に対する
攻撃の「踏み台」として利用される
  ・顧客・取引先の
情報を盗まれる
  ・取引先への侵入の足掛かりにされる
「サプライチェーン攻撃」
 など攻撃を受けた企業が間接的な加害者になる場合もあり、特に昨今、新型コロナウイルス感染症対策としてテレワークに取り組む企業が急増、セキュリティ対策が整っていないタイミングに乗じての事件が多発しています。

 サイバー攻撃によって受ける被害は企業活動がストップすることによる収益減少のみならず、信用の失墜、他企業や取引先に与えた損害に対する賠償など、企業の存続自体が危ぶまれる事態を招きかねません。

 今回のセミナーでは、京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク(Ksisnet)様と共催で、サイバー攻撃への対応、サイバーセキュリティ及びサイバー攻撃を受けてしまった場合の早急に企業活動を復旧するためのサイバーレジリエンスについて学びます。

  開催日時等
開催日:2021年12月1日(水) 14:00~16:15
会 場:京都経済センター 6階 6-B会議室(会場アクセスはこちら
受講料:無料
定 員:40名(先着順)
申込締切 11月26日(金)午後5時まで
 セミナー① 14:05~14:35
  「サイバー犯罪の現状と対策」
講師: 京都府警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課(Twitter @KPP_cyber)
近畿管区警察局京都府情報通信部情報技術解析課

本セミナーのポイント
サイバー犯罪の現状と対策
ランサムウェアのデモ
Ksisnetの活動内容について
  京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク(Ksisnet)とは・・・
 京都府内中小企業からの情報セキュリティ対策等に関する相談対応を行い、京都府、京都市、京都府警察、府内経済団体や大学教授等の専門家が連携し、情報セキュリティ向上や対策への支援を行っています。
 京都中小企業情報セキュリティ支援ネットワーク Ksisnetのホームページ⇒
 セミナー② 14:45~16:15
 中小企業のためのサイバーレジリエンス
~サイバー攻撃からの早急な復旧のための備えとは?~
講師:上原 哲太郎 氏 (立命館大学 情報理工学部 教授)

本セミナーのポイント
サイバーセキュリティの必要性とその困難さ
サイバー攻撃によるリスク
サイバーレジリエンスの概念と重要性
中小企業が取るべきサイバーセキュリティとサイバーレジリエンス

上原哲太郎(うえはら・てつたろう)

1990年京都大学工学部情報工学科卒業。1992年京都大学大学院工学研究科情報工学専攻修士課程修了。京都大学博士(工学)

特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会会長
特定非営利活動法人情報セキュリティ研究所理事
一般財団法人情報法制研究所理事
芦屋市最高情報統括責任者(最高情報責任者)補佐官
京都府警察サイバーセキュリティ戦略アドバイザー
和歌山県警察サイバー犯罪対策アドバイザー
滋賀県警察サイバーセキュリティ対策委員会アドバイザー
CRYPTREC暗号技術検討会、暗号技術評価委員会、暗号技術活用委員会の各委員
新型コロナウイルス感染症にかかる緊急事態宣言時の対応について
 
当セミナー開催日において、「緊急事態宣言下」であることが確実となった場合、セミナーの中止や、内容・時間帯・開催方法等を変更する場合があります。予めご了承ください。

 
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・件名は「情報化プラザ申込」
・申込メールアドレス jinzai@ki21.jp 
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