京都府内の農林業において、サル、クマ、イノシシなど野生動物による農林作物被害額は約7億円(参考:全国では約300億円)にのぼり、対策費として約2億円もの金額が充てられていますが、農林家からより一層の被害軽減を求める声は強く、抜本的な防除技術対策の確立が緊急課題となっています。
 このため、有害鳥獣対策に関心のある企業の皆様から、その技術力を活かした積極的な提案をいただくことにより、被害防止の新技術・新システムの可能性を検討するため、下記のとおり、京都府との共催により「有害鳥獣対策ワークショップ」を設置し、技術開発に意欲のある企業の皆様を対象にワークショップへの参加を募集しますので、積極的なご参加をいただければ幸いです。

 
1.目的 有害鳥獣被害の研究と被害対策の新技術・新システム等の提案
2.主催 京都府 (財)京都産業21
3.期間 平成16年3月末まで
4.実施回数 5回程度(別途案内)
・第1回目 526日(月)「有害鳥獣被害の実態と課題」
      → 【ワード文書(69KB)】【PDF文書(116KB)】
・第2回目 7月(予定) 「既存技術の問題点と新技術開発の現状」
・第3回目 8月(予定) 「被害地域の視察」
・第4回目 9月(予定) 「新技術開発に関する意見交換」
・第5回目 11月(予定) 「新技術開発の素案づくり
5.募集対象 約40社程度
6.会費 無料
7.対応方向  GPS技術、通信技術、センサや電気等を活用した新技術提案について、製品開発を検討していきます。
8.申込方法  ワークショップに参加ご希望の場合は、所定の申込書(ワード又はPDF)にて事務局までお申し込みください。
  申込書ダウンロード: 【ワード文書(20KB)】【PDF文書(9KB)】
 
<事務局担当> (財)京都産業21 技術支援課
電話:075−315−9425
E-mail:gijutu@ki21.jp