株式公開のメリット・デメリット
 当社は今年、創業25年を迎えています。この間、おおむね順調に業績も向上してきました。しかし、最近は社員もそれなりに年を取り、マンネリになりつつあるように感じています。そこで、25周年をきっかけに一層の飛躍を期して、次の30周年までに株式の上場を目標にすることを発表しようかと思っていますが、株式を公開した場合、どのようなメリットとデメリットがあるでしょうか。




(メリット)
・低コストの長期安定資金が調達でき、自己資金の充実で財務体質がよくなる
・優良企業としてのイメージと知名度が上がり、社会的信用度が高くなる
・組織的な経営体質を余儀なくされるので、経営管理能力が高まる
・優秀な人材確保が容易になる
・役員の個人出資、管理職へのストックオプション、従業員持株会といった制度を活用して会社業績の向上が図れる
・株式売出しによりオーナー利潤が実現する
・市場流通により、株主の換金が可能になり財産が形成できる
・株主構成が多数となり、非同族会社となった場合、同族会社の留保金課税等の税務上の不利益な扱いがなくなる

(デメリット)
・買占め等により、会社支配権を失う危険がある
・株主総会対策が必要になる
・事務量の増大、会計監査等によりコストが増大する
・企業内容開示の義務が生じる
・株主代表訴訟等により経営者責任を追及される場合がある
・株価の維持、配当の維持等の圧力がある

 公開によるデメリットは克服課題として、大きなメリットと市場拡大のチャンスと前向きに捉えるべきでしょう。
回答者:税理士・中小企業診断士 安田 徹

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