“あぶない”企業の見分け方
 当社は、食品の元卸をしていますが、最近は取引先の業況もまちまちなようで、良いところと悪いところの格差が広がりつつあります。信用取引が中心ですので、突然に倒産被害に遭わないためには、どのように取引先を見て行けばよいかアドバイスをして頂きたい。




 財務諸表が手に入れば、それを分析し、赤字が続いていないか、借入金が過大でないかといったことを見るのが最も確実ですが、小さな企業の場合には、手に入らない事が多いでしょう。そこで、重要なのは日常の情報収集と観察力です。

 1.衰退業種に該当する。
 2.全体的に活気が無い。
 3.社長の不在が多い。役員間にもめごとがある。有能な社員が退職する。
 4.後継者が育成されていない。
 5.経理担当の留守が多い。社内不正のうわさ。営業社員が相次いで退職する。納期がおくれがち。
 6.例年の行事や社員旅行が無くなった。
 7.バブル期に大きな設備投資をしている。
 8.融通手形、先付け小切手の発行。手形ジャンプの依頼。給料遅配。
 9.市中金融の利用。
 10.大口の不良債権がある。
 11.異常な安売りを始めた。

 以上のようなことが考えられますが、何が注意事項か、警戒事項か、緊急事態かを日頃に整理して考えておく必要があります。
 そして、危険な兆候を見つけたとき、緊急性があるかどうかを素早く判断して行動を起こさなければなりません。
回答者:税理士・中小企業診断士 安田 徹

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