金融機関を選ぶポイント
 私は、大企業で管理職の地位にありましたが、以前から独立して自分で会社を経営したいと思っていました。そこでこの度、部下と共に退職して株式会社を作り、輸入雑貨の卸売業をすることにしました。大企業とは違うので、付き合って行く金融機関も違うのかどうか迷っています。どのように考えればよいでしょうか。




 中小企業が金融機関を選定する場合、まず考えなければならないのは破綻しない財務体質であることですが、ホームページ、有価証券報告書、格付け機関の格付け等が判断材料としてあります。体質が悪いほど貸し渋りもペイオフも心配しなければなりません。
 次に、自社の規模、取引範囲に合ったところを選ぶことです。小規模な企業は、都市銀行より地元の地方銀行か信用金庫のようなところがよいでしょう。しかし、取引が広範囲にわたる場合は、都市銀行にも取引がある方が便利な場合があります。
 いずれにしても、自己資金で全てまかなえる企業ならともかく、借入金を必要とする場合は、自社への理解と協力が得られ、資金調達のパートナーとして、長い付き合いができる金融機関を選ぶことです。親身になって相談に乗ってくれ、他行取引も含めた適切なアドバイスをしてくれるところが良いでしょう。
 そのためには、日頃から試算表や資金繰り表を早めに提出して、業績を報告しておくことも大切です。
 金融機関は、貸付先を第1分類(正常債権)から第4分類(回収不能債権)に分類していますが、自社がどの分類に入っているのか知っておかなければ上手な交渉はできません。金融機関も、分類に応じた貸倒引当をしなければならないので、金利を含めた貸出条件が変わってくるのは当然のことです。
回答者:税理士・中小企業診断士 安田 徹

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