経営革新の考え方、進め方
 当社は現在、ある特殊な建設工事の設計、施工を行っているのですが先行き受注高の減少が懸念されています。 そこで、リニューアル分野への進出など新たな事業展開を考えています。新事業展開に当っての留意点は何でしょうか?
 また、「経営革新」と言う言葉を最近盛んに耳にしますがどういうことですか?
 今回当社が考えていることと関連しますか?


    ビジネスプランを明確にして

 趣旨は良く分かるのですが、問題は単に現事業が先細りしそうだから、何か新たなことを手がけなければならないと言うことで、全体としてのビジョン・その中での新事業の御社における位置づけが鮮明にされていないことにあります。
 第一に、今御社が行っている「建設工事の設計・施工」という事業分野と「リニューアル」という事業分野の発注元、クライアント候補が全く違っています。
 前者は、発注元は「工務店」です。「工務店と直接競合しないかたちでリニューアル分野に進出したい」と言う御社の希望からすれば、クライアント候補は必然的に直接の施主(候補)と言うことになります。「営業マンを置いて営業を強化すれば」と言っても、ターゲットが違えば営業方法もこれに適する「営業マン(レディ)」の要件も全く違ってきます。
 このことからも分かるように、実際に「リニューアル市場」に乗り出すためには、しっかりとした会社全体の中期的な事業計画を立て、その中で今回の企画もしっかり位置づけて、それが現事業とシナジー効果を発揮できるような事業展開のしくみを考えるべきです。
 いづれにしても、御社を取り巻く環境や、御社の「強み」「弱み」をよく分析した中から、新たに進出する事業分野や新サービスを考え出し、「ビジネスプラン」をしっかり立てて計画的に取り組むべきです。
 また、お尋ねの「経営革新」とは今までの事業のあり方を、新商品(新サービス)の開発、新しい販売方法に切り替えるなどして、抜本的に改革を加え付加価値を増大させていくことを言います。 このような意欲的な企業をしっかり支援して行くための法律(経営革新支援法)も出来、支援策も色々と用意されていますから、充分研究なさってください
回答者:中小企業診断士・社会保険労務士 山崎 忠夫

ご感想をお寄せ下さい。今後の参考とさせて頂きます。
 大いに参考になった  参考になった  情報が足りない  わかりにくい


HOME | 相談事例集TOP
創業 | 経営革新 | 資金調達 | 税務・会計 | 雇用・人材 | 経営 | マーケティング・営業
店舗・運営管理 | 法律 | 知的所有権 | IT | 生産管理 | 技術開発 | ISO/環境管理
 
Copyright (C) 2001-2003,Kyoto Indutrial Support Organization 21 All Rights Reserved.