開業資金の算出法
 サラリーマン時代の経験と知識、人脈を活かして、輸入雑貨の卸売業を始めようと思っています。開業のために資金が必要なことは云うまでもありませんが、どのような資金を、どの程度、用意すればよいのか分かりません。その考え方を教えてください。




 事業に必要な資金は、使途別に分けると、設備資金と運転資金ということになりますが、開業時には、開業準備費のような支出も有ります。設備資金と開業準備費はシミュレーションをして考えると比較的出しやすいものですが、慎重に考えなければならないのが運転資金です。それは開業して数ヶ月が経過してから気が付くことが多いからです。
(設備資金)
 店舗、工場、機械、備品、自動車など
(開業準備費)
 求人費、差入保証金、契約金、広告費、印鑑等作成、印刷費、担保設定費用、法人設立費、開業までの家賃・光熱・通信費等、各種届出手数料
(運転資金)
 例えば、仕入→生産→在庫→売掛→受取手形といった回収サイクルの業種の場合、一方で、仕入→買掛→支払手形といった支払サイクルがあります。
 この回収サイクルと支払サイクルの時間差分だけ資金は滞留します。その間に、毎日・毎月の人件費・諸経費の支出があります。

 したがって、6ヶ月から1年の資金繰り予想表を作って、その間の運転資金はいくらかを算出しましょう。
開業が順調に推移するとは限りません。6ヵ月後に追加の資金が必要になる場合が往々にしてあります。ゆとりのある資金計画が必要です。そのためには、自己資金を出来るだけ多めにしましょう。
回答者:税理士・中小企業診断士 安田 徹

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