新商品のアイデアと創業の進め方
 親の介護を通じ、現行商品と比べ機能、品質のよい商品を思いつきました。価格も安価で提供できると思います。どこの会社も販売していないので特許出願し、この商品で創業しようと考えています。しかし、資金は開発費用くらいしかなく、製造や販路が全く決まっていません。どのように進めていけばよいでしょうか。




 新商品のアイデアと創業の進め方のご相談はよくお受けします。相談される方が強みとしてあげられる点は、商品の機能、品質のよさ、他社が発売していないこと、特許出願予定、出願中などです。しかし、事業として成り立つかどうかかは、別の問題です。

今回のご相談でも
 開発に成功する技術、ネットワークがあるか。
 特許がおりるかどうか。その特許に競争力があるかどうか。
 商品を製造する資金が集まるかどうか。
 高品質、安価で製造してくれる協力メーカーが見つかるか。
 商品をお客様に知っていただけるかどうか。販路が築けるかどうか。
 商品がお客様に買っていただけるかどうか。
 販売代金の回収がスムーズにいくか。それまでの資金が手当てできるか
など、多くの越えなければいけないハードルがあります。

 経営資源(人、物、金、情報)が少ない中で創業するには、お客様を絞込み、限られた経営資源を集中することが大切です。特に介護関連市場は大激戦市場です。商品作り、販路作り、販売促進の方法も、対象とするお客様によって全く違ってきます。先にお客様のイメージが具体的になっていることが、事業の成功の大前提です。

 研究開発型事業は、研究開発期間が予想以上に長引き、資金不足を起こすことがあります。スケジュール管理、資金繰りには十分注意してください。

 これらの点に留意しながら創業を進めてください。
あわせて、ビジネスプラン作成のポイントもご参考ください。
回答者:中小企業診断士 西村 卓

ご感想をお寄せ下さい。今後の参考とさせて頂きます。
 大いに参考になった  参考になった  情報が足りない  わかりにくい


HOME | 相談事例集TOP
創業 | 経営革新 | 資金調達 | 税務・会計 | 雇用・人材 | 経営 | マーケティング・営業
店舗・運営管理 | 法律 | 知的所有権 | IT | 生産管理 | 技術開発 | ISO/環境管理
 
Copyright (C) 2001-2003,Kyoto Indutrial Support Organization 21 All Rights Reserved.