ブックタイトルクリエイティブ京都M&T 2014-7・8(No.102)

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クリエイティブ京都M&T 2015-2(No.108)

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クリエイティブ京都M&T 2015-2(No.108)

Management & Technology for Creative Kyoto 2015.2 10設備貸与企業紹介―(株)幸伸C o m p a n y D a t a 株式会社 幸伸代表取締役社長/大関 孝一所 在 地/京都市下京区中堂寺庄ノ内町1-131電   話/075-314-2251(代)ファクシミリ/075-314-5177資 本 金/1,000万円創   立/1977年2月22日事業内容/印刷物の企画・制作・デザイン・撮影・写真製版・総合印刷・加工・パネル製作高度な写真製版技術で京都を拠点に事業を展開 当社は、1977(昭和52)年の創業以来、京都を拠点に写真製版を主力事業として展開してきました。写真製版とは、印刷の前段階でテキストを配置した版下に写真をはめ込んで撮影し、印刷するためのフィルムを作る工程です。当社はこれまで、ていねいな手仕事による美しい製版の仕上がりで、お客様からの信頼を獲得してきました。 IT技術の進展に伴って、印刷業界では画像・テキストのデジタル化が加速度的に進んでおり、製版工程においても、ソフトも機械も次々と刷新する必要に迫られています。当社でも、20数年前からデジタル化に対応した製版を開始。その後も、時流に合わせて機器の更新を進めてきました。こうした新設備を導入する際には、いつも京都産業21の設備貸与制度を利用し、大きな支援を得てきました。現在は、検品体制を強化しており、入力ミスなどを発見し、誤植を防ぐなど、お客様の求める品質や納期に応えることで、信頼を維持しています。印刷機器を新規導入し、高付加価値印刷業へ展開 デジタル化の進展に伴って、製版業は厳しさを増すことが予想されます。当社では、そうした状況を打開し、企業を発展させていくために、製版業だけにとどまらず多様な事業への展開を図っています。オリジナル商品の開発もその一つです。京都にあるデザイン専門学校と共同で、オリジナルデザインのクリアファイルやあぶらとり紙、一筆箋といった自社製品の製造・販売を手がけています。また、パートナー企業と連携し、印刷物の企画・デザインから撮影、製版、印刷までをトータルに請け負うプロデュースも手がけています。 さらに、印刷業への事業拡大を目指して、今回再び京都産業21の設備貸与制度を活用し、多様な材質や立体的な形状の物にも印刷できるLED方式UV硬化フラットヘッドインクジェットプリンタを導入しました。このプリンタによって、紙だけでなく、アクリルやガラス、プラスチック、金属、木材など多様な材質に加えて、A2サイズまでなら高さ15cmまでの立体物や球面に印刷することが可能です。ボールペンやワインボトル、絵馬、表札、スマートフォンケース、告知板やメニューボードなど、さまざまな物に色鮮やかな印刷を施すことができます。特に当社が注力しているのは、結婚式などに飾られるウェルカムボード、記念グッズといった、お客様の特別な要望に応える品物の少量生産や、付加価値の高い「一点もの」の製造です。現在、京都府内のウェディング会社やペットショップ、飲食店などを対象に広報活動を行っていますが、いずれはインターネットで注文を受け、一般の方々へも販路を広げていきたいと考えています。http://www.koshin.co.jp設備貸与企業紹介取 材株式会社 幸伸多様な材質、形状の物に印刷できる設備を導入し多品種少量の印刷業へも参入代表取締役社長大関 孝一 氏お問い合わせ先(公財)京都産業21 事業推進部 設備導入支援グループ TEL.075-315-8591 FAX.075-323-5211 E-mail:setubi@ki21.jp金属、樹脂、木材、ガラスなど素材を選ばずマルチに対応設備投資なら、財団の割賦販売・リース設備貸与(割賦販売・リース)制度〈小規模企業者等設備貸与制度〉創業・経営基盤の強化・経営の革新に必要な機械・設備の導入を支援します。