ブックタイトルクリエイティブ京都M&T 2014-7・8(No.102)

ページ
18/24

このページは クリエイティブ京都M&T 2014-7・8(No.102) の電子ブックに掲載されている18ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

クリエイティブ京都M&T 2014-7・8(No.102)

ブックを読む

Flash版でブックを開く

このブックはこの環境からは閲覧できません。

概要

クリエイティブ京都M&T 2014-7・8(No.102)

技術センター事業から3D試作技術研究会のご案内3D試作技術研究会の概要3Dプリンター(Additive Manufacturing/積層造形)技術の進展及び装置の普及によって、試作時間の短縮・オーダーメイド試作市場の隆盛、世界中のものづくりの革新が期待されています。一方、3Dプリンターを活用するためには、3Dプリンターの特徴を理解し、また3D-CADでの設計や3Dスキャナを用いたモデリング技術など、周辺の3D技術を習得する必要があります。そこで、平成25年度より3D試作技術研究会を開催し、製造・ソフトウェア・デザイン・印刷・広告・福祉など幅広い分野の企業の方々にご参加いただいて、3D技術の活用を研究・推進しています。開催報告:平成26年6月19日(木)「金属造形3Dプリンターの最新動向」平成26年度の第1回では、3Dものづくり普及促進会及び各3Dプリンターメーカーの協力を得て、金属造形3Dプリンターの最新動向を紹介いただきました。【平成26年度第1回(平成26年6月19日)開催報告】テーマ:金属造形3Dプリンタの最新動向協力:3Dものづくり普及促進会内容:(1)金属造形3Dプリンタ等各メーカ特徴説明(松浦機械製作所、EOS、スリーディーシステムズ、ストラタシス)(2)講演「3Dメタルプリンタを活用した世界最前線のモノ作り~Apple、Hewlett-Packard、Honda等が認めたOPM Technology~」網岡弘至氏講師:株式会社OPMラボラトリーエンジニアリング事業部事業部長網岡弘至氏概要:OPMラボラトリー社(京都市)は、金属複合加工(金属光造形と切削加工を1つの装置で行う加工方法)のソフトウェア開発、工法研究及び部品加工を手がけ、当該分野の最先端で事業を展開されております。そのOPMラボラトリー社の技術、金属複合加工の現状と将来展望、Conformal cooling channel(金型の自由水路設計)技術、最新の活用事例などを紹介頂きました。3Dプリンタを用いることにより、他の方法では作製できない、自由かつ空間を取り入れた製品・部品を得ることができます。この特長を活かした製品企画や設計の重要性を感じました。(3)造形サンプルの展示、樹脂粉末積層3Dプリンター見学なお、平成26年度の開催予定は、下記のとおりです。【第1回】平成26年6月19日(木)テーマ:金属造形3Dプリンター(開催済み)【第2回】平成26年7月15日(火)テーマ:3次元CAD(Rhinoceros)体験実習【第3回】平成26年9月頃テーマ:樹脂粉末積層3Dプリンターの活用【第4回】平成27年1月頃テーマ:3D技術の最新動向設備紹介:高速三次元成形機(樹脂粉末積層3Dプリンター)京都府中小企業技術センターでは、平成9年より高速三次元成形機(樹脂粉末積層3Dプリンター)を整備し、三次元CAD/CAEと合わせて京都府内企業の方々にご利用いただいてきました。更に、平成26年3月、ファイバーレーザーを搭載した最新装置に更新し、更に高速・高精度・高耐久性の樹脂成形品の試作が可能となっています。【高速三次元成形機主な仕様】型式(メーカー):RaFaEl 300F(アスペクト)造形方式:粉末焼結法による積層造形(ナイロン)最大サイズ(実造形):290mm×290mm×370mmレーザー:ファイバーレーザービーム径0.17mm読み込みデータ形式:STL形式本装置は、企業の皆様にご利用いただけます。(有料:1時間あたり6,900円(機器貸付))高速三次元成形機RaFaEl300F(平成26年3月更新)お問い合わせ先京都府中小企業技術センター基盤技術課機械設計・加工担当TEL:075-315-8633 FAX:075-315-9497 E-mail:mit09@mtc.pref.kyoto.lg.jp17 Management & Technology for Creative Kyoto 2014.7・8