平成19年度第2回受注登録企業動向調査

 このたび、平成19年9月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 194社、回収率64.7%)
回答企業の概要(業種別)

(1)鉄鋼・非鉄関係 12.4%(24社)            (2)金属製品関係 16.0%(31社)          (3)般機械関係 17.4%(34社)          (4)電気機器関係 13.9%(27社)               (5)輸送用機器関係 10.3%(20社)             (6)精密機器関係 10.3%(20社)          (7)縫製関係 11.3%(22社)            (8)樹脂製品関係 8.2%(16社)
1.調査結果概要
 平成 19年7月〜9月における府内受注登録企業の景況は、業種によるばらつきはあるものの全体として改善傾向を示している。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

  

・ 「増えた」(「増加」+「やや増加」)を「減った」(「やや減少」+「減少」)が上回る状態が続いているが、今回の調査では「増えた」とする企業が増加し、また「減った」とする企業も減少するなど、若干ではあるが上向きの結果となった。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・ 「増加」が「減少」を下回る傾向が続いており、また今回調査でも若干ではあるが減少の傾向を示すなど足踏み状態が続いている。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・ 約8割の企業が「不変」、約2割が「減少」と回答するなど、依然として厳しい状況が続いている。
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・ 7割を超える企業が「不変」とする中で、「好転」とする企業は3期連続で減少し、「悪化」とする企業も5期連続で減少している。
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・ 約6割の企業が「不変」と回答し、大きな変化は見られないが、若干ではあるが、「黒字」とする企業が増加し、「赤字」とする企業も減少している。
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・ 「受注余力あり」とする企業が7割を超える傾向が続いている。
 

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