平成18年度第3回受注登録企業動向調査

 このたび、平成18年12月末を調査時点に、府内受注登録企業300社を対象にアンケート方式で実施した動向調査の概要を紹介します。(回答企業 203社、回収率67.7%)
回答企業の概要(業種別)

(1)鉄鋼・非鉄関係12.3%(25社)            (2)金属製品関係14.8%(30社)          (3)般機械関係17.7%(36社)          (4)電気機器関係13.3 27社)               (5)輸送用機器関係11.3 23社)             (6)精密機器関係8.9%(18社)          (7)縫製関係11.8%(24社)            (8)樹脂製品関係9.9%(20社)
1.調査結果概要
 平成 18年 10月〜12月における府内受注登録企業の景況は、2期連続で減速傾向を示している。
.受注量

〔図1  受注量について【全体】〕                               (%)                                                                         

  

・ 平成17年6月調査以来7期ぶりに「増えた」(「増加」+「やや増加」)とする企業が「減った」(「やや減少」+「減少」)とする企業を下回った。
.今後(3ヶ月先)の受注見通し

〔図2 受注量の見通しについて【全体】〕         (%)   

・ 前回調査と比べて、「増加」とする企業は横ばいであるが、「減少」とする企業が1.7ポイント増加し、2期連続で「減少」が「増加」を上回る状況となった。
4.受注単価
〔図3 受注単価について【全体】〕       (%)   

・ 「低下」が「上昇」を上回る状況が続いており、大きな変化は見られないが、受注企業には厳しい状況が続いている。
5.資金繰り

〔図4 資金繰りについて【全体】〕              (%)  

・ 「好転」とする企業が前回調査時から0.9ポイント上昇しているが、全体的には大きな変化はない。
6.採算状況

〔図5 採算状況について【全体】〕              (%)  

・ 平成17年6月調査以降「黒字」とする企業が「赤字」とする企業を上回る傾向が続いている。
7.受注余力

〔図6 受注余力について【全体】〕              (%)  

・ 平成17年12月調査以来4期ぶりに「受注余力あり」とする企業が7割を超える結果となった。
 

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