財団法人京都産業21では、環境と経済活動を両立できる最も有効かつ効率的な手法“マテリアルフローコスト会計(MFCA)”の研究会活動を行っています。
 MFCAは、2000年に日本ではじめて導入されてから、現在では中小企業を含む200社以上で導入されており、その事例が着実に増加するなか、2011年を目途に日本初の提案によりISO14051として、国際標準化される動きも活発で、今まさに注目すべきツールとなりつつあります。
 また、当「京都MFCA研究会」の20年度の活動では「実証トライアル事業」として、京都の中小製造企業では初めての導入実験を行い、中小企業でも有効な手法であるとの成果を上げはじめています。
 京都議定書誕生の地でこの考え方を経営に活かし、ロスの“見える化”による生産改善と環境経営を同時に実現していただくため本年度もこのオープンセミナーの開催を機に、更なる企業の活用に向け活動してまいります。
 これから環境に取り組まれるはじめてのみなさまも大歓迎です。是非ともご参加下さいますようご案内申し上げます。

【開催概要】
 ■日 時:平成21年8月7日(金)14:00〜17:00
 ■場 所:京都リサーチパーク 西地区 4号館2Fルーム1
        下京区中堂寺粟田町93 TEL:075-322-7800
 ■基調講演
  講 師:國部克彦氏 神戸大学大学院経営学研究科教授
               ISO/TC207/WG8 議長
  テーマ:「環境経営を促進するMFCAの意義と課題」
  
 ■「20年度活動結果及び導入指導報告」〜今こそMFCAを!〜
  講 師:岡田斎氏(滑ツ境管理会計研究所 上席研究員)
    
 ■20年度「実証トライアル事業」中小企業導入事例発表
    田島宏氏(日本電気化学兜i質保証環境管理部長)
  
 ■「中小企業向けMFCAツールの導入と改善」
    松本操氏(富士通滑ツ境本部主席部長)
    小倉礁氏(富士通エフ・アイ・ピー梶j
  
 ◆受講対象:どなたでも参加できます。(無料)
 ◆主催:財団法人京都産業21・京都産業エコ推進機構


基調講演講師紹介

國部克彦氏(こくぶ かつひこ)
1990年大阪市立大学大学院経営学研究科後期博士課程修了。 博士(経営学)。経済産業省委託「環境ビジネス発展促進等調査研究・環境会計委員会」委員長、環境省「環境会計ガイドライン改訂検討会」委員などの各種委員を歴任。国連持続可能開発部「環境管理会計専門家会合」エキスパートメンバー、アジア太平洋環境管理会計ネットワーク運営委員、環境経済・政策学会理事、環境経営学会理事、日本社会関連会計学会理事などを務める。環境経営・会計およびCSR経営を世界的にリードする第一人者。
今回はオープンセミナーにつき参加無料! 「京都MFCA研究会」会員募集中!
 ■お問合せ・申し込み先・・・・(財)京都産業21連携推進部
  事務局:企業連携G(担当:内田)TEL:075-315-8677/E-mail:renkei@ki21.jp

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