「京都EDI研究会」は、関西IT経営応援隊事業として平成19年9月より平成20年2月まで、全5回にわたり中小製造業が生産性向上やQCDの管理レベル向上のために、EDIや生産管理システムを活用する方法を研究してきました。その成果を次の要領で発表いたしますので、ぜひご参加ください。

■日時: 平成20年3月25日(火)15時00分〜17時00分
■場所: 財団法人京都産業21 2階会議室
 (京都市下京区中堂寺南町134 京都府産業支援センター MAP
■参加料: 無料 
■定員: 30名
■発表内容: 1.EDI研究会の狙いと成果 15:00〜15:20
中小製造業のEDI活用の現状と課題、本研究会の活動内容
坂田 岳史 氏(本研究会コーディネータ)

中小企業診断士、ITコーディネータ(ベストITサポータ)、有限会会社ダイコンサルティング代表取締役、(協)戦略プランナー21理事長 ITコーディネート事業部長

 現在は主に、中堅・中小企業のIT活用による経営革新指導、情報システム導入指導、Web活用指導などを行なう。近年は、Webを活用した企業ブランド構築にも取り組んでおり、企業のIT活用の指導に実績がある。またIT活用に関する、講演、セミナー、執筆などにも精力的に取り組んでいる。平成18年3月近畿経済産業局から「ベストITサポータ」を授与される。


2.EDI活用システムの開発とその狙い 15:20〜16:20
小規模製造業でも活用できる、EDI活用型販売生産管理システムの紹介
坂本 栄造 氏

田中精工株式会社 取締役管理部長、小規模製造業EDI普及協議会事務局長

田中精工株式会社(社長:田中光一)は、国内でもいち早くダイカストの一貫生産に取り組み、情報システムを活用したQCD向上に取り組んでいる。平成19年4月に自社の協力工場を中心に、「小規模製造業EDI普及協議会」を設立し、小さな製造業でもEDIを活用した生産管理システムが活用できる仕組みを構築。本年3月より協議会メンバーを中心にシステムを活用し、管理レベル向上など個々の企業の経営革新に取り組み、企業グループしての価値向上に努めている。

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3.EDI活用システムを利用してみて 16:20〜16:50
小規模でも活用できる、EDI活用型販売生産管理システムの活用方法
藤田 稔明 氏

株式会社フジタイト 代表取締役、小規模製造業EDI普及協議会副会長

株式会社フジタイト(社長:藤田稔明)は、ダイカスト製品の機械加工を主に担当している。一方、大手自動車メーカーから直接ダイカストの試作づくりも受けており、常に高付加価値製品の開発・製造を行っている。

4.中小製造業のIT活用(EDI等)のこれから 16:50〜17:00
中小製造業のIT活用の必要性と、今後のEDI活用への提言
坂田 岳史 氏

※関西IT経営応援隊とは?
「関西IT経営応援隊」は、中堅・中小企業におけるIT化の推進を目的として、近畿経済産業局の下に(財)関西情報・産業活性化センターが事務局となって、中堅・中小企業を支援する各種関係機関と連携協力のもと、2004年9月から実施している経済産業省推進プロジェクトです。詳しくは右のロゴをクリック!

■ITCへのポイント付与について: 本研究会に参加したITコーディネータには、ITCポイント2時間分の受講証明書を発行いたします。
■お問合せ: 財団法人京都産業21 経営革新部 経営改革推進グループ
担当:魚島
  TEL:075-315-8848 FAX:075-315-9240 
  e-mail:uoshima◆ki21.jp(スパム対策のため@を◆にしています)


*EDI(いーでぃーあい)商取引に関する情報を標準的な書式に統一して、企業間で電子的に交換する仕組み。受発注や見積もり、決済、出入荷などに関わるデータを、あらかじめ定められた形式にしたがって電子化し、専用線や VANなどのネットワークを通じて送受信する。紙の伝票をやり取りしていた従来の方式に比べ、情報伝達のスピードが大幅にアップし、事務工数や人員の削減、販売機会の拡大などにつながる。