※こちらは受付を終了しました。お申込有難うございました。
 近年、これまで個々のパソコンや社内サーバで行っていた情報処理を、インターネットを通じて外部のサーバに行わせるクラウドコンピューティングといわれる方法が広がりを見せています。
 初期導入費用や設備コスト、それに伴う電気代等を削減できる、専門の管理者を社内に置く必要が無いなどメリットもある半面、カスタマイズの制限やベンダー撤退のリスクもあり、これを導入するためには、正しい知識、明確な目的意識が必要です。
 今回の研修会はクラウドの正しい知識習得からIT経営実践のための業務改革の取り組み、自社への有効なクラウド・SaaSの導入等について演習を交えながら少人数で学びます。(全5回)
開催概要
開催日時

下記のとおり

講師   坂田岳史氏(有限会社ダイコンサルティング代表取締役)
対象   クラウド・SaaS型システム(業務系、情報系)の活用を考えている中小企業者(IT経営による自社の経営改革や業務改革・改善を目指している方)
本研修会での効果 @クラウド・SaaSの業務への適応方法が分かります。
AITを活用した経営・業務改革の取り組み方が分かります。
B自社にぴったり合ったシステムの構築法や調達方が分かります。
Cシステム運用による改革改善効果の確認方法が分かります。
D工場見学を通じ、クラウド・SaaSの実践方法、効果が体感できます。

尚、昨年度の本研修会を受講生された企業の中には、クラウド・SaaSを活用した業務改革に取り組んでおられる所が数社(製造業)あります。
この機会に、ぜひ、クラウド・SaaS系システムを活用した経営・業務改革に
取り組んでください!
定員 12名 ※応募者多数の場合は抽選させていただきます。ご了承ください。
申込締切   平成23年9月26日(月)
参加費   無料
会場 公益財団法人京都産業21 1階 第一会議室
(京都市下京区中堂寺南町134)
お問合わせ   公益財団法人京都産業21経営革新部経営改革推進グループ
TEL075-315-8848 FAX075-315-9240 e-mail:kaikaku@ki21.jp
開催日時内容
平成23年
10月5日(水)
13:00〜17:00
 

【第1回】クラウド・SaaSの概要とIT経営への取り組み
 クラウドの意味、仕組み、メリット・デメリットなどのクラウド・SaaSの概要と、それらを活用したIT経営(システム活用等)の取り組み方法について
・クラウド、SaaSとは何か?メリット、デメリットなど
・クラウド、SaaSの仕組み(データセンターの機能など)
・クラウド等を活用したIT経営の取り組み方(ケース事例を活用した、経営課題、戦略、データ活用などのIT活用時の考え方と進め方など)

平成23年
10月19日(水)
13:00〜17:00
  【第2回】IT経営による業務改革・改善の取り組み
 ITを活用して業務の改革・改善を行う為の、業務フローの作成法、ムリ・ムダ・ムラの見つけた、及び改善された新規業務設定法など(ケース事例の活用)
・現状業務の見える化について(見える化の方法、現状の改革・改善の考え方等)
・新規業務の設定について(現状から変える業務の内容の設定、クラウド系システム等の機能とのマッチング方法など)
平成23年
11月2日(水)
13:00〜17:00
  【第3回】クラウド・SaaSの事例紹介(SaaS利用企業への会社見学)
クラウド・SaaSを活用して業務改革・改善を成功させ、効果を出した企業(製造業)を訪問し具体的な活用法等を見る。
・クラウド、SaaS活用のポイント(経営課題や戦略との関係)
・クラウド、SaaS型システム利用・運用の実際
・クラウド、SaaS型システム活用の効果など
平成23年
11月16日(水)
13:00〜17:00
  【第4回】RFPの作成とシステムの選択方法
 自社に必要なIT(業務システム等)の内容をまとめたRFP作成方法(クラウド特有の内容含む)、及びそれを活用した自社に合ったシステムの選定・調達方法について
・RFP(システム要求仕様書)の必要性と概要
・RFPを活用した自社にあったシステム調達法
・RFPを活用した調達先(システム会社)の選定方法など
平成23年
12月7日(水)
13:00〜17:00
  【第5回】システム運用と経営・業務改善の効果モニタリングなど
 導入したシステムの運用方法(運用に関わる問題の対処法や運用体制など)、及び業務改善効果の測定方法やシステム改善方法など。
・クラウド、SaaS型システムの運用方法とその留意点
・SLA(運用に関する契約)の意義と内容の見方なお
・システムを活用した継続的な業務改革、改善方法について
講師紹介
坂田岳史(さかた たけし)。1961年 京都市生まれ。
ITコーディネータ、中小企業診断士。

 1982年:国立舞鶴高専 電気工学科卒業
 1982年:コンピュータのベンチャー企業「ソード」に入社。
      パソコンのハード/ソフトの開発に従事→9年間
 1991年:NEC系ソフトウェアハウスにて、製造業の情報システム
      開発に従事→約8年間
 2000年:有限会社ダイコンサルティング設立。
      現在は、 IT経営コンサルティングに従事。
<得意分野>
・企業の戦略づくりや課題抽出〜それを実現するIT化企画作成、IT導入・運用指導(IT経営コンサルティング)。
・インターネットを活用したプロモーション、インターネットショップ運営指導
・新製品開発企画・マーケティング指導、新連携支援事業、経営革新計画認定等のコンサルティング等。
・IT人材育成指導の他、IT関連セミナー・講演会・研修会講師。
・IT及び経営関連書籍や雑誌等の執筆→15冊以上執筆。
<主な実績等>
・IT経営コンサルティング100社以上、ネットショップ指導50社以上、新連携支援事業認定4社など。
・2007年3月:平成18年3月近畿経済産業省より「ベストITサポータ賞」を授与
・2009年3月:IT経営力大賞で、クライアントが最優秀賞である、「経済産業大臣賞受賞」
・2009年8月:NPO法人ITコーディネータ協会より「IT経営推進優秀サポータ賞」を授与
・2011年3月:IT経営力大賞で、クライアントが優秀賞である、「全国中小企業団体中央会賞受賞」